第4章 若き総司令

第4章 主な登場人物

第4章 主な登場人物


※階級・年齢は帝国暦383年当初のもの。

※第3章までのネタバレが含まれているので、お気をつけください。


==〖帝国〗 ===========


【レイス隊】

◆セラ=レイス

帝国陸軍少佐。

帝国東征軍の先任参謀。

紅毛にあおい眼、長身が特徴の26歳。

ヴィムル河流域会戦に端を発する「懲罰人事」により、右翼第3連隊に左遷された。



【帝国東征軍 総司令部幕僚】

◆ズフタフ=アトロン

帝国陸軍大将。

帝国東征軍総司令官を務める。

白髪白髭、朴訥ぼくとつとした69歳の老将。

ふさふさとした口髭、もそもそとした喋り方。

野暮ったさが抜けず、付いたあだ名は「農夫」。


◆リア=ルーカー

ブリクリウ子飼いの帝国陸軍中将。62歳。

ヴィムル河流域会戦後、調査団の一員として、ブリクリウに従い東征軍入り。

同会戦に端を発する「懲罰人事」により、中将に昇格のうえ副将の地位に就く。

片眼鏡チェーン、左胸に踊る太いモールほかブリクリウ派閥一の装飾過多な将校。

レイスのなかでは「キンピカ少将」。


◆コナン=モアナ

ブリクリウ子飼いの帝国陸軍准将。禿げ頭の51歳。

ヴィムル河流域会戦後、調査団の一員として、ブリクリウに従い東征軍入り。

同会戦に端を発する「懲罰人事」により、准将に昇格のうえ参謀長の地位に就く。

レイスのなかでは「禿頭大佐」。


◆アラン=ニームド

帝国陸軍中佐。

元マグノマン准将の補佐官。ヴィムル河流域会戦にて同准将がA村落で爆死した際、彼も重傷を負うが、「包帯少佐」として生還。

同会戦に端を発する「懲罰人事」により、中佐に昇格のうえ先任参謀の地位に就く。

レイスのなかでは「包帯少佐」と同一人物との認識はない(キョーミがない)。


◆フォウォレ=バロル

帝国陸軍大尉。

ブリクリウ派閥の真面目な眼鏡。29歳。

ヴィムル河流域会戦後、調査団の一員として、ブリクリウに従い東征軍入り。

同会戦に端を発する「懲罰人事」により……あれ、昇進なし……参謀役に就任。

レイスのなかでは「眼鏡大尉」。



【帝国東征軍】

◆リーアム=ブレゴン

帝国四将軍の1人にして最年長、しわがれ声の64歳。

帝国東岸領北部を領す。

ブリクリウ派閥に属す。

ヴィムル河流域会戦に端を発する「懲罰人事」により、中将に昇格。

同じく中将に昇格したビレー派閥と対立する。


◆ユアン=イース

帝国軍少将。

帝国四将軍の1人で最年少47歳。

太鼓腹を揺らし、ブレゴンに従う。

ブレゴン家に次ぐ規模で、東岸領北部を領す。

恰幅とは裏腹に性格はケチでセコイ。

懲りずにパツパツの赤いマントを羽織る(ソーセージ⇒芋虫)。

【2-13】ソーセージ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894256758/episodes/16816700427375609323

【2-14】芋虫

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894256758/episodes/16816927859975801375



◆エイグン=ビレー

帝国軍少将。

四将軍の1人で53歳。

帝国東岸領南部を領す。

帝国東征軍右翼を統べる。

小柄で甲高い声。

あだ名は「禿げ鼠」ながら無類の馬好き。

ヴィムル河流域会戦に端を発する「懲罰人事」により、中将に昇格。

同じく中将に昇格したブレゴン派閥と対立する。


◆ゲイル=ミレド

帝国軍少将。

四将軍の1人で50歳。

出っ歯を光らせ、ビレーに従う。

ビレー家に次ぐ規模で、東岸南部を領す。



【東都ダンダアク】

◆アルイル=オーラム

帝国陸軍上級大将。

帝国宰相の嫡男にして東岸領の総統。

東征軍のオーナー。

肥満体(歩くラード)で醜怪な容貌。

無類の女好きな32歳。


◆ターン=ブリクリウ

帝国陸軍大将。

アルイルの傅役。

瘦身長躯にして狐のような容貌の67歳。

ポマードで撫で上げた黒髪、黒い外套・黒い軍靴から、レイスが付けたあだ名は「黒狐」。

ヴィムル河流域会戦後、調査団を率いて現地入り。査問官として引き連れてきた子飼いの部下たちを東征軍、副将、参謀長、さらに参謀部の後任にそれぞれ据える。

同時にブレゴン、ビレー両先任少将を中将に昇格させた。




==〖ヴァナヘイム国〗 =======


【ヴァナヘイム国 宮殿】

◆アス=ヴァナヘイム=ヘーニル

ヴァナヘイム国国王。

痩せ型でいつも顔色が悪い。

政戦とも冴えないが、庭園造りが趣味。


◆レスクヴァ=フリデール

ヴァナヘイム国王室の女侍従長。

お堅い性格の46歳。



【ヴァナヘイム国 軍務省】

◆ケント=クヴァシル

ヴァナヘイム国 軍務省次官。

地位は中将。

シケモク愛煙家45歳。

ひょろりとした背格好。

優れた知見や稀有の軍政能力を有するが、己の風采に頓着しない。

ぼさぼさ頭、擦り切れた袖もなんのその。


◆ヴァジ=ヴィーザル

軍務尚書。クヴァシルの上官。

地位は大将。

過激派民衆の凶弾に倒れ、自領で静養中。



【ヴァナヘイム国軍】

◆アルベルト=ミーミル

ヴァナヘイム国軍大佐。

用兵の才が光る35歳。

黒鳶色の髪に中背ながら引き締まった体格。

旗印は「咆哮する狼」。

ヴィムル河流域会戦では、苦境に陥った味方を救い出した。


◆アルヴァ=オーズ

ヴァナヘイム国軍中将。

同国随一の猛将であり、第1師団長を務める。

旗印は「二枚斧」。


◆エーミル=ベルマン

ヴァナヘイム国軍中将。

芸術の街グラシル周辺を治めてきた領主であり、第2師団長を務める。

口髭を整えた上品な容姿。

兵学や故事はおろか、音楽・絵画方面にも素養がある。


◆エディ=アッペルマン

ヴァナヘイム国軍少将。

国王に自領のデレアへの遷都を勧める。


◆フィリップ=ブリリオート

ヴァナヘイム国軍少将。

国王に自領のセルマへの遷都を勧める。

猛将オーズ中将の部下。


◆ ムール=オリアン

ヴァナヘイム国軍少将。

鉤鼻が特徴。


◆ スカルド=ローズル

ヴァナヘイム国軍中将。

ミーミル麾下、副司令官を務める。

真面目で穏やかな性格。


◆ シャツィ=フルングニル

ヴァナヘイム国軍少将。

ミーミル麾下、参謀長を務める。

神経質で短気。


◆エリオット=ダリアン

ヴァナヘイム国軍准将。

面長な顔に似合わず気が短い。

猛将オーズ中将の部下。


◆ヤンネ=ドーマル(回想)

ヴァナヘイム国軍大将。

対帝国戦における3人目の総司令官。

小太り。

庭造りが趣味。

ヴィムル河流域会戦では、村落Aにおいて爆死。




【作者からのお願い】

この先も「航跡」は続いていきます。


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