あとがき
①キサガキ
読了ありがとうございます。キサガキです。
前回の企画に引き続き、今回も参加。
一人で創作活動してるので、こういった形で他の創作者と繋がれるのは、刺激になってとても楽しい。
また次もあれば参加したいですね。
②藤井機斎
初めて意識を得た日のことを覚えている。
幼少期に暮らしていた分譲マンションの一室。視界は白黒に映ったのちに、総天然色へと変じた。
自分が自分として意識した瞬間がそれだった。その前については記憶にはない。おそらく、無意識に仄かな残滓はあれど、我が意識より過去にあったものは認識などできはしない。
ただ、私は自分にできることーーこの時は歩くという行為を試したのだ。
行為は初めから定められていたように成功し、私は無為ではあるが自己の確立として歩き回った。
今では色も形も覚えてはいないが、眼前にあった冷蔵庫を開き、そこから流れる冷気を知った。
そう、私が私としての存在を手に入れた日、そこから私の私としての記憶が始まったのだ。
そして、明確に生じた日を思えばこそ、私の自我の底には虚無が口を開けていた。当時の私にはその意味するところを理解する知識も示す語彙も持ち合わせてはいなかったが、今となってわかったのは死だった。
生の生じた瞬間を知るものは、自身が虚無より生じた事実を実感として知り、だからこそ虚ろな無の空白の、筆舌に尽くしがたい、伽藍堂よりなお空漠の、無在の闇の底なしを覗く。そこに黄泉の国などない。色も音もなく時もなく、己もない。未来が閉ざされた永劫の闇。なんと恐ろしいものか。
私が小生となって思うことは、この原体験により、我が小説には分かちがたい死を免れようとする、人類永劫にして究極の夢が込められている事実である。つまり、どのような型のどうような形式の作品であれ、我が作品には耐えがたい死から身を守るために、生きるという意思がーーそれがどんな形であれ、根底に確かに流れており、芯となっているのだ。
(藤井機斎『永劫の探究』より)
③角鹿冬斗
どうも、悪魔の陰謀に巻き込まれた被害者にして三番手を担当致しました、角鹿です。悪夢のようなお題で物語を書き綴らされました。
実はこの時私はノベライザーのアマログ編最終話を書いてる途中だったんですよ。知らない人には関係ない話ですけどもね、シリアスとカオスが入り乱れる事態となってました。あたまおかしくなるであんなおだい(ち◯こ)
てなわけで参加してました。自分、作風がしょっちゅう変わるらしい(轟破天隙自語り)
④東雲メメ
あとがき
アローラ!4番目はこの東雲メメが担当させていただきました。もし予想が当たってたという方がいたらチューしてあげます。
はてさて。普段Twitterなどで仲良くしてもらっている創作家さん達にお声かけしてもらい当リレー企画に参加したわけですが、いやぁームズイっすね!!
今回は『各自テーマをひとつずつ決めて書く〜〜』というルールだったのですが、いざテーマを取り入れつつ前のお話からちゃんと繋がるように書いてみると……なんてこった!!規定の500文字に全然収まらねぇ!!
で、頭を抱えつつどうにか捻り出したのがコレだったわけですね。角鹿さんからのキラーパス(褒め言葉)をさらにシュートチェインしてミレニあんさんへと繋げてしまう形となりましが、結果的には後ろのお二方がバーニングキャッチ並のレシーブ力でどうにか受け止めてくれたと思います。
そんなこんなで色々と大変だった初リレー小説でしたが、それ以上にとても楽しませていただきました!
今回のリレーを各自の持てる個性で盛り上げてくれた作者の方々、そしてあとがきまでちゃんと目を通す律儀な読者のあなた。皆さん本当にありがとうございました!
……ところでやっぱカブトムシ相撲ってとてもえちえちな妄想が捗r【メッセージはここで途切れている】
⑤ミレニあん
どうもどうも、短編に参加させていただきましたミレニあんです。
このストーリーのギャグマンガ日和臭が我ながら好きだなぁと思っております(笑)。何ともカオスな作風ですが、楽しんでもらえたら幸いかと。
ちなみに自分、ただいま新作を書き溜めしております。どんなストーリーなのかは自分の担当したページにヒントがございます(分かるかなぁ?
改めて読んで下さり誠にありがとうございます。今後ともどうかご贔屓に。
⑥芳川見浪
私が黒幕である。
阿⚪さんみたいなホモを担当したんですよ。
皆さんネジゆっるゆるで書いてくれたのでとてもカオスになりました。ところで話しは変わりますが「ブレイブストーム」のレッドバロンめちゃくちゃカッコよくないです?いやカッコイイ、あの重厚な動きに装甲とか(ry
カブトムシ投げの死角〜BALLADまるだしナノマシン 芳川見浪 @minamikazetokitakaze
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