第4話 しょうにびょうとうへの応援コメント
ごきげんよう、ますます不思議な空間と時間が入り混じって、本当に夢の中なのか、それとも現実なのか、判然としない状況になりましたね。
病院がまるで夢に囚われ囲われてしまったかのような、脱出不可能な檻になってしまったような閉塞感を多紀さんは感じているようにも思えます。
月舘先生は映像だと仰ってましたが、それは自分の精神の平衡を保つための言葉なのか、何か証左があるのか?
この回で、小児病棟の車椅子の少年と怪獣、折り紙が繋がりましたね。
ドキドキしながら、引き続き拝読させて頂きますね。
第1話 怪獣がそこにいるへの応援コメント
ごきげんよう、いつも拙作をお読み下さり、応援まで頂いて本当にありがとうございます。
凄く淡くて透明な文章で、それが不思議と、自然に物語の世界へ誘ってくれる物語ですね。
導入から事件の発生、そしてこのプロローグの最後の一文まで、一気に不思議な世界へと展開させているのに、なんの無理も不思議もなく「ああ、そうなんだ」と読者を心地良く没入させてくれる語り口が、心地良かったです。
引き続き楽しませて頂きますね。
第6話 日曜日は快晴への応援コメント
ごきげんよう、完結おめでとうございます、ありがとうございました。
ああ、この結末が待っているなんて。
寛太くんの淡い恋心、幽体離脱が大好きな怪獣への変身を経て、好きな女の子との再会を望んでいたからなんて、なんてロマンティックな変身なんでしょう(それで事故に遭ってしまった多紀さんはお気の毒ですけれど、そしてそれを気に病む寛太くんの苦しみも可哀想だけれどよく判ります)。
大好きな少女との再会を前に儚くなってしまったのですね、寛太くん。淡く切ない恋心ですが、どうしても消せない心残りが、海岸の足跡だったんですね。
哀しいけれど、遣り切れないけれど、少女の「怖くなかったよ」と言う言葉がせめてもの、寛太くんへの餞。吠えた声も、きっと彼女の耳には、優しく響いたのかもしれませんね。
哀しい結末の恋、けれど確かに想いを届けた寛太くんの笑顔が、快晴の空に現れているのでしょうか。
多紀さん、彼女さんともちゃんと再会を果たして欲しいなと思いました。
素敵な物語を、ありがとうございました。
作者からの返信
閲覧と評価ありがとうございます!
ここまで深く読み込んでいただけてとても嬉しいです!
切ないけど、どこか心が温まるようなものを感じて頂けると幸いです。