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「えぇ、」(困惑)

落ちた先は草原でした、何も無いです最初から詰んでます、そしてこの手に持っている妙に顎の尖った生物はなんでしょうか、身長は130cm位の重量は、分かりませんが重いです、頭はツルッと丸くて全体的に見ても体毛は無いです。顔は、顔?顔のようなものはありますが表情は変わらず、まるでペイントのよう、どこで食事をしているのでしょうか、

などと考えていると、後ろからガタガタガと何かが向かってきました、、あ!馬車?

体は馬ですが頭がこの子と同じ頭をして居ます。そして体は真っ白顔も同じ、、、

「おぉぉぉぉいそこの君!こんな所に1人でどうしたんだい?」乗っていたのは年配のご夫婦でした。「あ、どうもこんにちは、それが私も分からなくて、」

「あらっ、大変、記憶喪失かしら?」

空から落ちてきたなんて言っても面倒臭いことになりそうですしそういうことにしておきます。

「王都に行けば思い出すかもしれんなぁ、キミっ乗ってくかい?」

「いいんですか!ありがとうございます!」

馬車の荷台に乗り奥さんと話します

「あなた?どういう事が分からないの?」

「えっと世界の常識や食べ物なんかは覚えています、人間関係がすっぽりと抜けてまして」

「あら、困ったわねねぇ」

なんて10分位話していると、王都に着きました、

「じゃ俺たちはこれで、またな!」

「じゃぁね、気おつけるのよ」

「はい!ありがとうございました!」

夫婦に別れを告げ私は働き口を見つけます。

どこかにペットokな職場は無いものか、まずは街を見てみます、ん〜ここは住宅街ですかね?店などは見当たらずただひたすらに家しかありません、どうにかここを抜け出したいものです

「そこのキミちょっといいかい?」

「ふいゃう!!??」驚きのあまり変な声が出てしまいました

「大丈夫か?」

「えっと、はい、大、、丈夫です」

「キミ今暇かい?」

「すいません、この街に着いたばかりで今から職場と住む所を探すところなので、」

「そうか、なら職場と住む所を提供しようだからちょいと願いを聞いてはくれぬか」

「はひ?」

「だから住むところと職場を紹介するから手伝ってくれ」

え、ちょと待ってくださいよいきなりこんな事言われたって、第1見知らぬ人ですし、いくら相手も女性だからといって安全とは限りませんしこの子を攫われでもしたら、、、、、(混乱中)

「で、どうなんだ、手伝ってくれくれるのか?」

「わ、分かりました、では内容を教えて下さい」怪しいですが正直このままでは野宿する羽目になりそうですし、

「よし!そう言ってくれると思ったぞ!」

「で、何をすればいいのですか?」

「荷物運びだ!」

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