HELLO WORLD
@OOH810
1
ここはどこでしょう?
気づいたら知らない部屋にいました、何も無い部屋です。窓ひとつありやしません。妙に薄暗くこの虚無に溢れた部屋にいるのは精神的に来るものがあります。もしや拉致されたのでは?確か、あれっ?何してましたっけ?
数時間前の事が思い出せません。とりあえず餓死は裂けたいので声を出します
「どなたかいませんかー?」
本来大声を出していいのか分かりませんが私にはこれしか出来ません。
「誰か居るのか?」と右奥の方から聞こえます。
「ここにいますー!」ってここってどこか分からないですよね、、
「お前、新入りか」
まるで私が見えているかのような口調で言われます。新入りってなんです?身に覚えがありません、とりあえず返します
「新入りってなんの事です?てか私の事見えているんですか?」
「ちょっと待ってろ」
んっ!急に部屋が明るくなります。さっきまで何も無いと思っていたのですが以外に部屋は広く大量の椅子と人が沢山座っていました。ですが皆さんやつれていて目に光がなくまるで何かに絶望しているようでした
「アイツらには話しかけない方がいい、まともに話せるのは俺とあそこにいるやつくらいだ」と奥にいる30代位の男性がいます
暗さで良く見えませんでしたが先程から話していたのは初老の男性でした。もう何がなんだか分かりません。
「え、あのっえっと」(混乱中)
「まぁ焦るな最初は誰でもそうなる、」
「えっと、あなたは?」と私
「俺か?俺のことはどうだっていい、突然だがお前昔のことは思い出せるか?」
「いえ、まったく」
「まぁそうだろうな」
「あのー?さっきからなんの話をされているんです?」
「難しいが簡単に言うとだな、俺たちは今産まれたんだ」
は?えっとー、は?ますますわけが分かりません、
「まぁ詳しいことはアイツに聞いてくれ」
はぁ、まぁ聞いてみることにします。
「もし?あのー少しいいですか?」
「ようこそ!よくぞ誕生しましたね!」
何故か歓迎されてしまった、でもなぜ?
「誕生ってどうゆう事です?」
「あなた達はたった今神により作成され誕生したのです!あなた達は旅をするのです!」
いきなりゲームの冒頭みたいな事を言われても、
「さぁ!相棒を選んで下さい!」
元気よスギィ!おっと思わず抵抗してしまいました。差し出された紙に目を通す。
何やら銃やら刀やら物騒なものが並んでいます。おや?なんですこの妙に顔の下が尖った生き物は興味本位でこれにします。
「ではこれで」
「分かりました!それでは良い旅を!」
と急に足元が発射台のようになり、気がつい
たら遥上空にいました、助かりません、そんなこんな考えていたら地面に落下しました。
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