第4話おいしい料理ープロローグ


(勝之助さんに、おいしい料理を作らなきゃ)


白は、なんとなく、過去を思い出す

(高かったなぁ)


何せ、金がかかるーー、摺粉は金がものすごくかかる、一回一回はそうでもないが、積もると大変なことになるのだ


(--ってか、また、しばらくしたら、摺粉必要な予感ーー頼む

今度は、使わないでいいようにしてくれーーってか、私の「胸」がんばれ)



摺粉を使わないために、することはたくさんあるーー自分でもやれることがる


裕香の実家には感謝してるが、同時にちょっと金がかかりすぎるという不満がある

まーどうしようもない、高かったんだから、しょうがないーーだから、自分、、いや、自主トレをしたいと思うーーそのために、さぼり癖を治そう


ーーそれでも、だめならどうしようもない、が、やらないで、摺粉が必要だー金がーというのはちょっと違う


(--男気を見せないと)


ーーお六の時の勝之助さんを知っている、自分のせいで、、、どうなったかーー

もう、見たくない

あんな、神社の札をじゃらじゃらつけて、毎日お寺に言ってる勝之助さんは

ーー夜、台所の隅で、何度もぶつぶつつぶやいている勝之助さんは悲しかった


「裕香、私決めたよ」--「ちょっと、あれ、入ってみる」

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菊日記ーーあなたを倒します 暇の三 @13222uygu

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