キャラクターが魅力的

主人公最強の中でもとても好きなジャンルの作品です。

中途半端な主人公の強さではなく、臨界突破した最強というのが読んでいて爽快感があります。

辛い過去を経て最強にならざるを得なかった主人公が、自分の力を使うことなくただ平穏を望む。
力を使って強い事がバレるぐらいなら周りなんてどうなってもいい。
でも身内が理不尽に不幸になっていくのは我慢出来ずに、力を行使して徐々に関わっていってしまう。

そんな主人公の人の良さと、力に助けられた仲間の心情、それに主人公を利用しようとしたり都合よく助けてもらおうとする人間としての心理が語られていて分かりやすいですし、とてもよく作り込まれていると思います。

人の意見に左右されることなく信念を持っていながら、女の子が泣くのには弱い。
コレは惚れる!!

個人的には主人公最強でハーレムなだけの作品は読み尽くすほど読んできたのですが、『めちゃくちゃ頑張ったんだから幸せになって欲しい最強主人公』が描けている作品がとても好きです。

この作品の主人公にもぜひ幸せになってもらいたい!
続きが気になる作品です。

夜中に見始めたのですが、キャラクターの心情を慮るあまり、つい朝方まで見てしまいました。