力ある者は人々を救うべきという押し付けについて考えさせてくれる作品

人間の器の限界を超えた強さを持っている主人公の正体は異世界帰り。
あまりにも能力が強すぎて敵を倒すシーンは爽快な気分にさせてくれます。

自重せずに能力を使って段々と手が回らなくなるのが異世界帰り系小説にありがちなことですが、この作品の主人公は家族や友人以外のことでは基本的には静観しています。

そのおかげで世界観が無駄に広がらずに没入感高めで読むことが出来ます。

主人公の周囲は女性がやや多めですが我関せずという性格のおかげかハーレムが苦手な人でも大丈夫だと思います。

神々や悪魔とも渡り合えるほどのパワーを発揮する主人公の理念や行動はとても愉快で次の更新が楽しみです。
あまりにも面白すぎて寝坊すると分かっていても夜通し読んでしまいました!

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