これは心にきますねぇ~なんというか、裏で色々考えていてくれた母の想いがすごく伝わってきます!親の苦労と愛情が伝わってきます!!!きんぴらの魔力を感じましたね愛情は隠し味とはよくいったものですが、この作品はそれをより感じられますね!!母の日も近いですし、是非皆さんに読んで欲しい作品です!
今は亡き向田邦子を偲ばせる傑作! 個人的な話で恐縮ながら、祖母が遺した暮らしの手帳を読み返す事が稀にあり、本作の主人公の気持ちが間接的に理解できる。 姉に対する怖々した愛情も非常に良く描かれており、その姉が主人公にとある事柄を教える場面はまさに文学だ。 必読本作。
ここに出てくる物語は決して派手ではないですが、ささやかで地に足着いた生活がたしかに感じられて好感を抱きました。おそらく作者さまご自身が食べること、生きることに対して日々真摯に向き合い、言葉を紡いでこられたのだと思います。生活者としての自覚と誇りを持ち、日々の暮らしをないがしろにしない人にしか生み出さない物語だと感じました。温かな感動に包まれる終盤の展開は切なく、また愛おしい。カクヨムにこのような書き手がいらっしゃることは、カクヨムの希望となりうると思います。