概要
ねえねえ、透明になれる薬があるんだって!
とある科学者が透明になれる薬なるものを発明したそうだ。
薬は世界中に広まるものの、その出所は見つかっていない。
各国でも服薬を禁止されるも未だに流通はなくならない。
今日もどこかで誰かが薬を飲む。
あなたはどうする?
薬は世界中に広まるものの、その出所は見つかっていない。
各国でも服薬を禁止されるも未だに流通はなくならない。
今日もどこかで誰かが薬を飲む。
あなたはどうする?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あなたは「透明」になりたいですか?それとも「人間」でいたいですか?
透明とは無論見えない。
人間は見えない存在ではない。
だが、もし自らが「透明」になることができたら
その世界における欲望を完結させることができるのではないだろうか?
誰もがそう思う筈である。
それはこの小説を手に取った読者は誰であれ。
この短編はそうした読者の期待をくすぐりながら
最後まで一気に引っ張っていきます。
本文中、こう書かれています。
ーー私は例外的に恩恵にありつけた一人だろう。
作者の作り上げた世界で果たして「恩恵」を「本当」に受けた者は誰だろう?
それをずって読後には考えなければならない
本作は
短編の秀作ともいえます。
一度、手に取って見てください。
ミス…続きを読む