霧の中から現るすべてを、惑いのままに僕は刺す

すごいよかった、すごいすきです

幻想小説みたいな雰囲気重視の感じがあるのに物語としてもきちんとエモくドライブさせててバランス感覚がすごい。散文詩みたいな語りも人によっては陶酔した感じが出てしまうところ、全然くどくならずに音楽のようにさらさらと流れてくところに作者さんの卓越した技量、センスを感じました。

すごいよかったです。