第4話 ……事実は小説よりも奇なりー。

地元に到着して警察の方と不法投棄した箇所を巡るー。


……………………………!?


「本当にここなんですか?」

警察官が猜疑の目でこちらを見る。


「…はい。」

自分が二週間程前に不法投棄したのは五箇所、全ての箇所にゴミは見当たらなかった。

市や民間含め収集業者に確認をとったがそんな履歴は見当たらなかった…

何故か………?

今となっては知人達との笑い話なのだが、原因は謎のままである。

確かに幼少期から他の人からはあまり聞かない様な摩訶不思議な事象は何故か自分には起こるのだ。

今回もその類なんだろう…故によく知人からは話を創作してると疑われる時もあった笑


……事実は小説よりも奇なりー。


何やかんや自分はその時に悟った。

生きなければ!!

こうしてセカンドライフ?が始まる事となる。こうして執筆してる現在でも未だに何だったんだろう?と思う。

物の怪?宇宙人?そういう一般的には解明されていない者達の所業としか思えない。

どちらにせよ、自分は生き続けて何かをしなければいけないと悟った瞬間だった。

様々な本やブログを見ると本当に多種多様な考えに出会う。

人生いくつになっても勉強だなと考えさせられる。

自分の死ねなかった事、今となっては感謝しているが当時は存在意義を探した。


何故、死ねないのだろう?


産まれてから今日まで何度も

いやいや!それ普通だったら死んでるやん!

等とツッコまれてもおかしくない事象がバーゲンのように起こる自分の人生………

今回もその摩訶不思議な何かに助けられてセカンドライフが始まった………

だがそれは今までの価値観や思考が全て根底から覆る知人との出会いの序章だった…

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