読む人を選ぶお話かと思います。

人様の家庭の事情を面白おかしく『イジり』、主人公自身を攻撃し、更には間接的とはいえ母親が自殺に至るようにして一家をどん底に陥れた佐々木から詫びの一言も無いと言うのは如何なものでしょうか。
おまけに主人公が通う高校に転校して主人公の家族を侮辱し、また主人公をいじめるようにけしかけることは犬畜生にも劣るとしか言いようが無いです。友達を作るのを手伝え、失敗したからお前の奢りだなどと宣う佐々木の自分勝手さに対して嫌悪感を通り越して読み手として殺意すら覚えました。
極端な言い方をすれば主人公を虐めて、母親を殺害した犯罪者が禊ぎを受ける事なく碌な反省もせず被害者の主人公に近づく。

『いじめから始まる恋もありですか?』
『ないです。』
これが私が個人的の感想です。
ご不快に思われたら申し訳ございませんし。