蒸気煙る逢坂に、乙女の刃が奔る

辻斬り事件編第三十一話まで読了した感想を書かせていただきます。

日ノ本・逢坂。
人で溢れる発展した蒸気都市は、黄昏時を境に人の街から怪異の街へ――恐ろしい世界へと変わってしまう。そんな怪異を、勇ましい執行人たちが次々と屠っていくのだ。
そんな都市で少女・九頭竜莉桜は、個性ある仲間達と共に、昼は旅人の『案内人』、夜は怪夷を狩る『執行人』として、逢坂の街に蔓延る事件をその腕で解決していく――。

今作品は、「逢坂」の世界観も登場人物もしっかりと作りこまれており、読んでいくとだんだんと世界へ引き込まれていく魅力があります。
まだ物語は続いているので、これからどのような展開になっていくのか。とても楽しみにしています。