転成幼女で虐げられ強くなり、酒と料理で世界をとる(違う)物語。
美少女公爵(家は伯爵)令嬢なのですが、料理と豊富な知識でチートをするというところはよくある展開だと思うのですが、酒と料理で本当に世界をとってしまうんじゃないかこの少女はと思ってしまいます。
超絶美少女(自称)なのですが、ある意味自業自得でどうしても美少年にしか見られない悲哀。
最高ランク冒険者なのに、引っ張っていく役なのに周りの扱いが少々かわいそうで普段はプライドをどっかにおいてきたと思われる悲哀
タ○コマをはじめとしたゴーレムも登場しますし、悪役令嬢(ただしいい子)も登場し果ては召喚勇者等いろいろ詰め合わせておりますが、それをすべて主人公'sの強力な個性があってこそではありますが、うまくまとまったお話になっています。
漫画化も見てみたいのですが、お話が濃密(内容的にも話量的にも)過ぎて、うまく処理出来る方ではないときついのかなとも。
是非末永く書籍続刊も期待しつつ連載いただけることを期待するとともに、これから読まれる方の期待も決して裏切らないできだとお思います。
基本的にむかつくやつをざまぁする話。
ざまぁ系は人気だしそういう系が好きな人におすすめです。
ただ基本的にざまぁされるのがまだ子供の人が多いので、終わったあとに周りの人がここが駄目だとか言うんだけど、いや先に教えとけよっていう感じがあったりする。
後は5歳から訓練して7歳でSランク冒険者と同じ強さってのはどんな訓練してても間違いなくチート。
チートあるし主人公充分恵まれてるのと大人の記憶もあるんだから子供相手にキれたりせずに落ち着けよとは思いました。
上記の部分はストレスで参ってたのと前世記憶がまじって更におかしくなってたっていうのもあるので時間経過で治っていってる感じはあります。
主人公の価値観が私と共通なものがあり、興味深い作品でした。まぁこの性格なので私が異世界転生したらすぐ死ぬ自信が有るくらい、目には目を的な性格をしてます(^_^;) たぶん返り討ちに合うでしょう(苦笑)
そして強者にたかろうとする考えも毛嫌いしているので死亡確定(~_~;)
主人公と英雄冒険者の関係はお互いを補い合う極めて現実的な関係で、現実世界にも通ずるものが有りますね。又強いから弱いものを守るのが当然という考え方も強者の努力や心の葛藤とかを無視するもので弱者の傲慢だと考えています。『強い』を仕事がこなせるとか、勉強が出来るなどに置き換えてみると日常でも普通に有ることだと思うのです。私は『弱い』方ですが、それを忘れないでいようと生きてきました。まさかこういう作品に出会うとは…だから読み漁りはやめられない♪♪♪
いろんな意味でこの作品は『十二国記』と共に心に残る作品になりそうです。ありがとうございます(^.^)(-.-)(__)