描写が美しく、柔らかで繊細。渇いた喉を潤す水のように、滑らかに脳に心に沁み込んでくる文章。各話は短いですが、じっくり味わって読んで欲しい。とにかく素敵!!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(267文字)
光の傘という表現は素晴らしいと思いました。
余計な物がないのでサクサク読めるのに情景が浮かび、なるべくシンプルな言葉を選んでいるのに同じ表現がないところがすごく良いです。まだ途中なのに、早くレビューで誰かに伝えたくなりました(●´ω`●)
都会に住んでいるといろいろ大切なモノが日常の中に消えて行ってしまう。少し歩みを止めて空を見上げる。こんな事すら忘れてしまうこの生活。そんな時にこの短い一節を読んで、世界の広さを思い出しました…続きを読む
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