剣鬼、機械を駆りて竜を討つ

 その世界では、人類は滅亡の危機に瀕していた。

 ミノタウロス、ディサウルス――魑魅魍魎跋扈する混沌の異世界。
 人の背丈の何倍もあるような巨躯の怪物たちが猛威を振るい、人類は徐々に窮状へ陥りつつあった。
 人類は巨大騎士を駆使することにより、怪物たちと立ち回る。
 それでも劣勢であることは否めず、次々に戦士たちが倒れていく――。

 その中、不意に現れた一人の剣士、斑目蔵人。

 彼は巨大騎士でも苦戦する大型の異形を瞬く間に斬り伏せる偉業を成し遂げる。
 その圧倒的な剣技が道を切り開く一方、運命は残酷な方へと動きつつあった。滅亡へ向かいゆく人類を救うため、時代遅れの剣士が地を駆ける。

 迫真の剣技で繰り広げられる激戦。
 さらに、巨大騎士――つまり、巨大ロボに搭乗し、それを駆るためにスケールは段違いだ。地を砕き、空を震わせる迫力が剣技を彩る。
 さらに蔵人の仲間となっていく面々も個性的であり、飽きが来ない。

 彼らが斬り開く未来を見届けよ。

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