第5話 キャラクター小説の作り方(キャラメイキング)

書籍名:キャラクター小説の作り方


作 者:大塚英志

(漫画「魍魎戦記MADARA」原作者。

 小説「多重人格探偵サイコ」作者。

 大学にて教授や講師として、文芸・漫画系の講義などを行う。)


出版社:講談社現代新書

発行年:2003年2月


内容と感想:

キャラクターを設定する、キャラクターのためにストーリーを起こすのに有益な本。なんとなく設定やストーリーを決めるのではなく、理由と関連性をはっきりさせた矛盾のない内容を作るノウハウです。小説を書く中で設定破綻してしまったり、作者の自己満足とか、ご都合主義と言われないために知っておくべき知識です。たとえ例のキャラクターが古すぎてピンとこないのがマイナス点。


目 次:

第一講 キャラクター小説とは何か

第二講 オリジナリティはないけれどちゃんと小説内で動いてくれるキャラクターの作り方について

第三講 キャラクターとはパターンの組み合わせである

第四講 架空の「私」の作り方について

第五講 キャラクターは「壊れ易い人間」であり得るか

第六講 物語はたった1つの終わりに向かっていくわけではないことについて

第七講 テーブルトークRPGのように小説を作る、とはどういうことなのか

第八講 お話の法則を探せ

第九講 「世界観」とはズレた日常である

第十講 主題は「細部」に宿る

第十一講 君たちは「戦争」をどう書くべきなのか

最終講 近代文学とはキャラクター小説であった

あとがき

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小説を書くための本 紹介・感想 よるもあけぼの @yorumoakebono

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