転生と戦闘と人生もの

主人公の立場が毎回変わる為、その立場に応じた人生をアップテンポ気味で書かれた作品。(2020/2月現在
毎回の人生は、然程深く掘り下げる事なく進みつつも、類似性や時代背景といった部分には、一定の説明をしている為、それほどストレス無く理解して読めます。
どこぞのインスタントなチートとは違って、転生の度に少しずつ成長しつつも所々に謎を残した部分もあり、先が気になるところも評価できる作品だと思います。
しかし一度の人生を長編で描く気は無いようで、毎回の人生には然程共感を得られないまま結末を迎えることが多く、色々なお約束を含ませつつ書かれているが人によっては、味気なく薄い印象を与えるかもしれません。

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