マルスの女たちⅡ 鹿の園のエウローペ 【ノーマル版】

鹿の園のエウローペ 資料

登場人物

●ティア・ロッシチルド

　フランス第一のお金持ちとも呼べるロッシチルド家の次女、１２歳。

　その高貴な容貌は姉とは違い物憂げな雰囲気が漂っています。

●アヌーク・デュフォー

　ティアの友達、デュフォー財閥の娘、１２歳、父親はアルベール・デュフォー

　確かにアヌークは綺麗です、青い力強い目をし、いささか意志の強そうで大きめの口が全てを語っています。

●リュシエンヌ

　　シュノンソーからパリの往復の旅を美子とともにする

●リュリュ・ゴヤ

　本名はマリー・デュプレシ、椿姫のモデルですね、たしか結核で二十三歳で死亡した。

　死霊として長く漂っていましたから、妖怪などに出回っていた話も小耳にはさんで、イボンヌが煙に巻かれ死んだため、何とか身体を復活させてマルスで新しい人生を送らせようとした。

　イボンヌの母親は霊媒師でした、私とはなぜか付き合ってくれてくれました、死霊の私に良くしてくれたのです、あの子が幼いころその母親が死に、以来私はあの子を姉として育ててきたのです、もともと私はパリのドゥミ・モンドでしたから、それしか出来なかったのです

●イボンヌ・ゴヤ

　十八歳、リュリュ・ゴヤを姉と信じて、ともに生活していた。

　火事に巻き込まれて死んだ、本人は死んだことを理解していない。

●ベネデッタ・アルクーリ

　女スパイとして美子の側に潜入したベネデッタですが、もともとはイタリア警察軍、カラビニエリと呼ばれる国家憲兵のような軍の士官として、ロードス及びマルタにおけるエルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会、つまりは聖ヨハネ騎士団との連絡調整をしていた関係でシャルル枢機卿と知り合いスカウトされたわけです。

●ナオミ・ハゲル

　アマゾネスの一人、ミトリ・ハゲルの妹、ハウスキーパー事務局に勤務している。

●エッダ・ハスプブルク・ロートリンゲン

　進行性骨化性線維異形成症（しんこうせいこつかせいせんいいけいせいしょ)、十五になったとき、肩や足の付け根に痛みを感じ始めた、子宮内膜症、卵巣がんにもなりかけていた。

　ウィーンから１００キロほどいったペヒラルンの近くのアルトシュテッテン城に両親と住んでいた。

　ターフェルシュピッツが好物。

●ヘディ・ハスプブルク・ロートリンゲン

　エッダの母

●アタエフ・クセーニャ

　十九歳のアタエフ伯爵令嬢、スモーリヌイ女学院を卒業、ロシア帝国のクーデターで両親と兄を亡くす。

●ミロスラーヴァ・デニーキン

　デニーキン男爵夫人、どうやら一家は古正教沿海派教会、別名ポモーリエ派のさらに一派らしくて、地上は反キリストに支配されており、抗ボルバキア薬は悪魔の薬と信じていたようで、服用しなかった。

　男爵および息子が死亡したが、なんとかマルスに移住できないか懇願する。

●リュドミーラ・デニーキン

　１５歳、スモーリヌイ女学院に在籍、ミロスラーヴァ・デニーキンの娘で男爵令嬢。

●エレオノーラ

　ロシア帝国のクーデター後の後始末として、オストプロイセン譲渡のときに秘密協定が結ばれており、ロシアは献上品を出すことによって要請することができるようになっています、その最たるものがエボラ出血熱に対するワクチンの提供となっています、そのときの極上の献上品とは元スモーリヌイ女学院の生徒たち、学費が払えなくなった貴族の子女が毎年幾人か出ますが、その中から美貌を条件に選別し、本人承諾を確認して帝国政府が負債を一切支払い献上してきた娘さんたちなのです。

　その時の献上品の一人、リュドミーラ・デニーキンと親しい。

●ハイデマリー・ガーン

　ドイツＭＡＤ第三課出身、身長１８０はあると思われるプラチナブランドの美人、寵妃。

●エカテリーナ・ウラジーミロヴナ・ロマノヴァ

　テラ・ナイトマネージャーであり麗人、元ロシア帝国ニコライ４世妃。

　ナスターシャ・ウラジーミロヴナ・ロマノヴァの母

●ナスターシャ・ウラジーミロヴナ・ロマノヴァ

　元ロシア大公女、北欧ホームのウェイティングメイド

　真性マゾらしい。

●フレジャ・ラスムッセン

　公募による選抜奨学生制度により全十五票のうち、十一票をとる。

　才色兼備、デンマーク出身。インパクト抜群の全裸の写真を提出、覚悟が評価された。

●レナ・ノルデグレン

　公募による選抜奨学生制度により全十五票のうち、四票をとる。

　幼い顔してセクシーの上にすごいバスト、スウェーデン出身