ネットコミュニティ【SCP】

 初めまして、普段は漫画を描いたり詩を書いたりしております。

 さいどばーんと申します!

 こちらの企画、【好きな事を徒然なるままに書くから気になったら読んでください。】は、文字通り私が好きな事や興味があるものなどを気ままに掘り下げて書く、というシンプルなものになっています。雑学程度に読んで頂ければ幸いです。


 さて、第三回は【SCP】です!

 実は紹介したいSCPが何体かいるのですが、それを記事にする前に、まずはSCPがどういったものなのか、ご紹介できればなと思います。

 それでは早速徒然っていきましょう!


〈SCPって何?〉

 そもそも【SCP】とは一体何なのか。結論から言えば、何なのかわかりません・・・!

「は?」と思いましたよね?ですが、これがSCPを説明する上で最も適した説明だと私は考えています。

 なぜならSCPとは、自然の法則をガン無視した訳の分からない物質、生物、場所、果てには概念まで。それらの総称だからです!

 一応記載しておきますが、SCPは架空の存在であることは言うまでもありません。都市伝説とも違い、明確に誰かが考えて作り上げた創作作品です。

【SCP財団】と呼ばれる組織が、訳の分からない【SCPオブジェクト】を、確保・収容・保護し、その報告書を作成した。という設定で、ウェブに投稿するコミュニティ【SCP財団】の事を、ざっくりまとめて【SCP】と呼んでいるわけですね!

 大元は英語サイトなんですが、日本語をはじめとした他言語のサイトも存在します。それらは【SCP財団支部】と呼ばれ、独自の創作物が投稿されています。

 ちなみに、SCPオブジェクトにはそれぞれ番号が割り振られていまして、日本の作品には「SCP-○○-JP」と番号の末尾にJPと記されています。

 このような投稿の起源は2007年に英語圏の大型匿名掲示板に投稿された【SCP-173 彫刻(オリジン)】とされています。これをきっかけに、SCP財団を用いた創作物が多数投稿され現在に至るというわけですね!


〈オブジェクトクラス〉

 SCPの面白みの一つにオブジェクトクラスというものがあります。これはSCPオブジェクトの危険度を表す指標のようなもので、ゲームに出てくるレアリティのランクのようなものだと考えてください。

 このクラス分けは主に三つあります。

【Safe(セーフ)】

 三つのクラス分けの中で一番下ですね。

 適切な管理下であれば安全に収容することが可能なSCPオブジェクトに付けられるクラスです。しかし、Safeに分類されているからといって、取り扱いや動作させた際に危険がないというわけではないので注意が必要です。なぜなら現実世界の最強の兵器"核爆弾"をクラス分けするならこのSafeに該当するからです・・・!

【Euclid(ユークリッド)】

 性質が十分に解明されていなかったり、動作が予測不可能で収容が難しいSCPオブジェクトに付けられるクラスです。Euclidはその特性上、最も分類されているSCPが多いクラスでもあります。

【Keter(ケテル)】

 三つのクラスの中で最も危険なクラスがこちらになります。

 継続的、もしくは確実に収容することが困難なSCPオブジェクトに付けられるクラスです。Keterクラスは危険なSCPオブジェクトが多数分類されていますが、単に収容が困難、もしくは収容に莫大な費用が掛かるという理由で分類されていますが、裏を返せばそれほどの激ヤバなSCPオブジェクトが付けられるクラスでもあるわけですね。


 これら以外にもいくつかのオブジェクトクラスは存在しますが、この三つを覚えておけばSCPを楽しむことができるでしょう。


〈財団の階級〉

 架空組織の【SCP財団】には、もちろん職員も存在します。彼らは役職の他に、A~Eまでの階級分けがされています。

【Aクラス】

 組織のトップをはじめとしてお偉いさんや、作戦戦略上重要とされるごく一部の人たちに割り振られる階級ですね。この人たちは貴重な人材なのでSCPオブジェクトとの接触は禁止されています。

【Bクラス】

「Aクラスほどではないけど、財団の運営上重要かな~」という人たちが割り振られる階級ですね。この人たちは危険度が低ければSCPオブジェクトとの接触が許されているそうです。

【Cクラス】

 一般的な職員が該当するクラスです。基本的にはどのSCPオブジェクトでも接触可能ですが、極端に危険な存在はダメみたいですね。

【Dクラス】

 SCP作品を観ていく中で一番見るのがこの【Dクラス職員】です。もはや名物とも言える彼らは、激ヤバSCPオブジェクトとの接触で”消耗”される職員です。要はゲームの雑魚キャラのような存在で、財団に所属する【ブライト博士】は”残機”と述べています。

 Dクラス職員は元々死刑囚で、刑の代わりにSCPオブジェクトの検証や実験に”使われる”わけですね。

【Eクラス】

 こちらは新しく出現したSCPオブジェクトを収容する際に、危険に曝される職員が暫定的に適応されるクラスです。収容後に検査を受け、問題がなければ通常の業務に戻る事ができます。




 いかがだったでしょうか?

 正直SCPに関する全ての情報を網羅したわけではありません。しかし、ここまで読んでいただければ最低限SCPを楽しむ上での知識は付いたんじゃないかな~と思います!

 次回以降から面白いSCPをいくつか紹介していきますので、引き続きよろしくお願いいたします!


 今回はここまで!


 著:さいどばーん(@sideburn_sisk)

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好きな事を徒然なるままに書くから気になったら読んでください。 さいどばーん @Side_burn

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