アーティスト【amazarashi】

 初めまして、普段は漫画を描いたり詩を書いたりしております。

 さいどばーんと申します!

 こちらの企画、【好きな事を徒然なるままに書くから気になったら読んでください。】は、文字通り私が好きな事や興味があるものなどを気ままに掘り下げて書く、というシンプルなものになっています。雑学程度に読んで頂ければ幸いです。


 さて、第二回となる今回は【amazarashi】です!

「なにそれ?」って方も、「おぉ!amazarashi!」って方も、よろしければ御一読ください。

 それでは早速徒然っていきましょう!


〈amazarashiって何?〉

 amazarashiは青森で結成されたロックバンドです。2010年にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズから、ミニアルバム【爆弾の作り方】をリリースしてメジャーデビューし、六作のCDシングルと三作の配信限定シングル。四作のフルアルバムとベストアルバムを一作発表しています。

 バンド名の由来は「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝しだが“それでも”というところを歌いたい」という考えから付けられているそうです。こちらから分かるように、amazarashiの楽曲は歌詞に強いメッセージが込められており、それがこのバンドの最大の特徴とも言えるでしょう!

 それは心が沈むほどの深く刺さる暗い陰鬱としたものから、聴くと力になるような鼓舞するものまで多岐に渡ります。そして、そんなamazarashi節の効いた歌詞を包み込み私たちの耳元まで届けるメロディーも時にはカッコよく、優しく、激しく、静かに、どの楽曲も心地よく聴くことが出来るでしょう。

 現在では徐々に知名度を獲得してきており、アニメやドラマの主題歌に抜擢され、最近では菅田将暉氏に【ロングホープ・フィリア】を楽曲提供しています。


〈顔を隠している〉

 amazarashiのボーカル兼ギターであり作詞作曲を務める【秋田ひろむ】氏は、現在まで顔出しを行わずに活動を行っています。MVは本人が登場せず、【エンディングテーマ】という楽曲のMVでは顔にプロジェクションマッピングを施す演出を行っています。ライブでもバンドと客席の間に紗幕を張って映像を流すライブ演出を行い、口元までしか顔が見えない仕様となっています。

 これはバンドの特色でもある「強いメッセージ性」に関係います。匿名で音楽活動を行っていくにつれて、「素顔を隠した方が自分の音楽が伝わるのでは?」という考えに至ったようで、今では完全に素顔は非公開となっています。


〈オススメの楽曲〉

 ここからは私がオススメするamazarashiの楽曲をご紹介していきます。聴く人の好みが分かれる楽曲が多いので、初心者の方でも聴きやすい楽曲をピックアップしていきます。


【空に歌えば】

 週刊少年ジャンプで連載している【僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)】のアニメOPとなった楽曲です。

 突き抜けるようなメロディーが特徴的で、聴いているととてもワクワクした気持ちになります。異能力が当たり前となった世界で主人公の緑谷出久が無個性から個性を獲得していくというストーリーになぞらえた歌詞は、「苦しみや悲しみを降らす曇天を切り裂いて青空を仰ぐ」という爽快感を感じるものとなっています。初amazarashiはこちらから入るのはいかがでしょうか?

【もう一度】

 私が一番好きな楽曲でもある【もう一度】は、2014年にリリースされた2ndアルバム【夕日信仰ヒガシズム】に収録されています。

 小気味よいギターにから始まるメロディーに乗せられた歌詞は「何度も挑み続けて掴んだ未来に正しいも正しくないもない。この未来が自分にとって希望となるように、もう一度挑み続けよう。」というポジティブな内容になっています。とてもシンプルで理解しやすいので、こちらから入るのも悪くないでしょう。

【未来になれなかったあの夜に】

 現在のamazarashiの最新楽曲です(2020/1/26現在)。星空を連想されるピアノ伴奏から始まるこの楽曲は、全体的に落ち着いたメロディーながらも、サビでは強いメッセージ性の歌詞を際立たせる盛り上がりを見せます。

「夢見た未来に辿り着くことは出来なかったが、その未来を目指した過去の日々たちは無意味ではない。」という秋田ひろむ氏の今までの軌跡がそのまま投影されたような力強い歌詞は、夢を持って日々を生きている人や夢半ばで挫折した人、全てに刺さる内容となっています。

 YouTubeにMVが投稿されていますので、よろしければ一度ご視聴ください!




 いかがだったでしょうか?

 私自身も古参ファンではないので、情報が浅いかもしれませんがamazarashiの良さは伝わったのではないかと思います。このコラムを機にamazarashiを知って好きになっていただければ幸いです!

 三月にはフルアルバムも発売されますので、amazarashi沼にどっぷりハマりましょう!


 今回はここまでです!


 著:さいどばーん(@sideburn_sisk)

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