後編 かっこいい気分は私たちだけ
第三フェーズに、飛行から彼女は前線に徹底的に通信妨害と傍受を受ける中、責任ある立場として『公的手紙』つまり、文章を届ける。彼女が建物の中、ラインを突破すれば、ムービーとなりフリー素材で、手紙を渡した事になる。
こう言うポイントだ。建物の中では出来る限り静かに、内部で破壊を行わず殺戮しても徹底的にあの金髪が目立たないようにしなければならない。
小さい彼女だが、動きが素早くても敵に気付かれれば必ず敵は彼女を確実に仕留める為、増援を呼ぶ。一定値を破壊値が超えてしまえば、任務不成立となり、ここまでの記録は不成立となってしまう。AIの作成はここを念頭に置く。アナウンスはあるだろうが、この適当な端折ったかのようなストーリーは女子である石沢が作った。「面倒だから」だそう。全然わからない。
私には理解不能な話だ。理解しても拒絶感のある、気の使い方であり対応だ。エアガンの必要がない事を確認すると私は一気に、AI作成に取り掛かる。
それは敵を狙う鋭い姿が、狼の様で有りたい。北欧系の、怖いよりの話には必ず狼の影響が出ている。これの影が、家畜を惨殺した後が散々思い浮かばさせられる。彼女の影響だ。ストレートにそう思う。普段は必ず、興味を持たないからだ。
写真も秋なので緑主体の彼女の世界には通用しない。ラフにだんだんなって来た。プロの写真の方が現実としてその場に居合わせたより良い感じだ。
スポーツとか特に、そう。お金を派手に注ぎ込んでもその上の『ステータス』が待っている。
理想と現実は違う。意識は面倒である事の事実が襲いかかって来て現実になった。
最早、適当だ。題材として使用したに過ぎない。原作踏襲は、ミッションでは無い。
調整を経て、各部、各自持ち帰りとオンラインを駆使する形で、連携を取ることとなる。多分、AIは各人の性格が出た方がいいからこれも『考え無い』これを採択した。夜に作業をすれば邪険になり、敵A Iの役がやり易い。卒業とまではいか無いが、ここを突破し無いと、専攻のクリアは無い。段々、崩壊の形を取る。
いわば関門だ。何故か、私は、ターニャちゃんと共に居る。
リーダーがバランスを取った。
集合した情報群は、バランスを取られ、ゲームとしての形に整った。学校での作業の次の日、作業終了まで日は進み、この時点、コントローラーで『ターニャちゃん』は動いていない。消費した日数は生きたプログラムソフトウェアの形になるだろうか?
クリアは関門だ。最大の問題は構える事と、魔力による上昇の二つのボタンを押すことにより上昇モードに入るやり方と同様のコマンドにより、上空モードに入るやり方、押しっぱなしになる前者と墜落の危険性を持つ側は、タクティカルゲームからの流用だった。
一瞬で、整合性を取りチェックをする女子達はモニターの発光が顔面に映る位集中している。古いゲームのやり方なら、キーボードを押すやり方があり、これに逃げる予定だった。
魔力を準備し、ブースターを作動させる事を思いついた時はどれほど嬉しかっただろうか?飛行ユニットの作動部分と流用のアクション部分の作動部分、近年ゲームのカスタムが多いことも思い知らされる。
メモが残してあった。原作では落ちる。救助される。地味に似ている。
システム上の表現は再現を採用し、メインで支配的だった上空モードをカットした。落ちる。その後救助される。書き残されたメモに推理を重ねても良いが、推理はここで終わる。地味に似ているモードを採用しろという事だろう他愛の無い会話は、次の段階へとイベントへとターニャちゃんを進軍させて行く。
先生はどうやら、キーコマンドの割り当てをさせたい様だった。読みが、この頃になると効いてくる。空気が変わってくるからだ。仕草も当然誘導性を帯びて来る。それらの蓄積からだった。
もう片側では、コントローラーをクリアにするクロスの準備をしている。普通男はやらない。お前ら、本当にオトコか!?傍目に見てて思う。
上空モードに入るやり方は、イージーで漫画が元のゲームを参考にした。
動かないターニャちゃんはタクティカルな戦術を使用し動き、整合性を取る。細かく省き、ゲームとして完成させる。枝葉の部分を切って整えた。
細部に渡り再度チェックをする。行動のイレギュラー的なアクションの変な行動、当日がプレイの本質が『見せて試運転をする様な物』なのでこのメモを残し、全員でチェックをする。当然の様にアクション下手がいるからだ。そいつはコントローラーを握らない。私では無い。一つのモニターに全員で集中する。
「は?」
「クリアしておいてよかった」
「キーボードだけど。参考点ぐらい出るし」
「流用あるのみ。学祭楽勝ポチッとなっ。とインストール」
最後に私だ。漆黒のピアノみたいなコントローラーをこのゲーム用に初めて握った。
「動いたー」
動か無いターニャちゃんはゲーム界の先輩を真似る事でクリアした。
私は感動を素直に述べてしまった。
数日後、溢れ出んばかりの爽やかなやらせイベントである事に立ち帰り、その事実を思い知らされる。
デフォルメの可愛い子が表情を変え、冷徹に殺し切る。冷たい血のエフェクトは多少準備しておいて良かったかもしれないと悩む。カスタムがゲームの作成法として、主流になりつつある現実と向き合う。それを知るのが製作だ。ニヒルで皮肉な現実の確証レベルの上、証拠を手に入れた様なもの。今回の経験値が、これだ。問題など知っていたようなものだ。
感動は、先生のもので感動のあまり大声で、『ブラボー』と言っていた。最近知ったブラボーとは、クラシックで褒めるために使うものだ。BGMに当然意識は行く。意識はもうセラピーだ。
何曲か、確かに候補はあった。冷たい冷徹な殺しの効果音だけが鳴り響くので、ゲームの流れの作成者としてはなんとも冷徹だ。私はこう思う。
イベントに散々利用された上、学校運営のひずみを喰わされた感じだ。
センコーめ。
感動のあまり、最高のチームとしてトップ評価を貰った。
先生はこう言った。
「まあ、A Iが優秀でしたね。フレキシブルに動きました」
日記に記そう。否だ。やらせイベントに気付くのはどう思うだろうか?散々、弄ばれたからだ。生徒の成長を祈念しそう、それは
ターニャちゃんと空を飛べるか ディージィーアール @DGR
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