ターニャちゃんと空を飛べるか
ディージィーアール
前編 ええ、アクションです
学校で3Dを習い、適当に考証の結果、体験版位は作ろうと言う事になった。
と、言うよりかは先公のブラック企業爆発。彼はこう言った。
「先端技術・ロボット技術を学ぶ君たちは専攻をこれにしつつ、結果を出しておらん!聞き流しを……ただし、メモをたまに行うのみだ。実技などプラモでしか無い。プラモ作成は実技では無い。いいか、プラモ作成は実技では無い。学校が決めたが、パソコンの画面内でただ組み立てるだけなど図工なだけだ!カリキュラムは、技術では無ーい!」
確かに誰も切らない。話の最中に刺し挟む事も無い。途切れる事も無い授業と言うのは快適なものだ。ゲームで情熱的なのがそんなに良いのか?しかし……。
イベントに学祭がある。要するにそれに合わせて制作しろと言う事だ。
この一言で、体験版位のモノを作り上げ、多数ゲームの中で動くものをと思ったが所詮期日の有る単位項目なので他人の作品を「守秘義務で守るから」この天下の一言で、かっぱらって作る事となった。
組んだチームは五人。私は鈴木、石沢、高田、大谷、八木、これで班を作り数々の体験版の歴史は解答を提示する。それは、大体一人十五分以内のプレイ時間を命令されたようなものだ。
何と無く影を含む陰気さが、私が主人公に似ているからだそうだ。
メチャ冷たく標準のモデルを流用し、適切にペイントを施す。取り敢えず、中途半端に戦線に出れそうな、洋服が出来上がるまで、初日はこれで終わった。
『幼女戦記』を使った。
次の講義では先生が見守る中、まあ、数日後なんだがネタになど走らずひたすら打ち込み続ける姿があるはずだった。
鈴木、石沢班が女子、高田、大谷、八木が男子班だ。発想と言い、軽やかな黒髪の私を金髪にしようとは、何事か。こう、思う。
計画が少々頓挫し、ゲームコントローラーで動くコマンド彼女の動きに付いて、問題が起きた。
問題が起きるだろう部分を廃して、背景や敵キャラ、マップや再現性、ポイント等の部分、魔法などのエフェクトの貼り付け、髪型の詰め、これはカットを繰り返す。物理的な再現の部分、クレイモデルの初動にカスタムをするが、彼女は軍服なので、評判が良い。まあ、そうなるだろう。
アニメ部分、アクションやポーズ部分は、人柱かと私は覚悟した。ここは、班の男が気を利かせて、教材を持って来た。八木だ。
目下『地下カリスマアニメーターの結果主義的指導』なる物を調達して来た。こうやって、敵キャラのA Iまで、作業を先行させてしまう。
講座の終わり、もう一人の彼女が切り出した。
「最悪、昔のゲームみたいにFPSの手法ですか?アレでキーボード一発のコマンドにしましょう」
彼女に私は返す。
「先端デバイス含むからこれ、コントローラーなんだがとかかなぁ?所詮は機能とかセクションのブロックのコピーアンドペーストの連射でも、これって意外と大事なんだが。ばれたら弾かれ、突き飛ばされるぞ。多分、赤点に。大トラブルだ。私はゲームに詳しく無いからリーダーを張れないが、計画性が立つからオトコがリーダーは変えれんだろう」
大問題だ。
悲しい事に、女子の勘は当たる。そして、悲しい事に現実になる。
数々の月日は無駄と徒労に消費した。初日辺りの先見の明が効いて、スケジュールの充実性は良い方だ。
スカート姿で人によっては、全く向かないと言うような服装で彼女は作業を必死にし、私は一応、登山に似たようなアーミーに、PMC、PMSCSとかの専門性の高い用語を押さえなきゃいけないのか?
本気で考えた。
出来ねえから一応のデニムパンツ姿だ。それを選択したのだった。
上着を実用的にし過ぎれば、ファッション誌を参考にしなくなる。避けるのは当然だと思う。流麗で華美だ。カビ臭い実用性は嫌いだ。人種的に違うと確認するレベルだ。
今回の件は経験でここまで知力は到達する。
マネージャーのような気配りでスタンスや自己を失うのは止める。授業のために自分自身を失うのはありか?止めよう。
夜、ほぼ大事件と化した部分を親に話す。あの日から、随分経った。チームを組んだ日から脳みそは少々と言って良いほどおかしい。
「アクションゲームを作った。モデルにはなって無い。下手すりゃ、エアガンを調達する。仲間はカリスマ地下アニメーターの講座を持って来た」
「あら、あなたまるでロボットとして働かされているんじゃ無い」
「いや、そこじゃ無い。幼女戦記なんだけど、ターニャちゃんが動か無い」
「あら、あなたなのに茶髪の隣を使えじゃ無いってどう言うことかしら?」
ママは問答を繰り返す。ヤバい。負けパターンだ。勝機を仕入れねば、では無い。学習しても負けるこの関係性をクリア出来ないのか?
「んなろー、ヘアスタイルが問題なんじゃ無い。物理に再現性を持たせて、そう。まるで、干渉するからそこら辺は、髪の長い部分は事故にならないようにするだろう。多分、問題の敵キャラは出無い」
「ああ、建物への突拍子も無い激突、ゲームよね」
「ああ、まあゲームの醍醐味ですが。貴重なご意見ありがとうございます」
こんな感じであやふやで答えを掴めない。確信が無い。って奴だ。
こんなんだから恋が始まるのかとも思う。夜寝る前にこう言った。
「こんなんで恋が始まったらお前のせいだから。後悔しろよ。
多分聞いてない。オレと言いたい私の声は虚空に響いた。〆切というストレスに向き合わなければなら無い。
ドアの向こうには確かな発声は夜の静寂と共に確かに響く。つまり、届く。明日また、怒濤の雪崩の言語戦争が起きる前の『宣戦布告』だ。いわば、これはって言うか原作、確認組でも無いのにこんなにも影響を受けてしまった。
「もう、こんなにも」と言った方が正しいか。
ストレスフル講座数日後の三回目、みんな決死の覚悟で『キーコマンド入力の部分』この問題、このミッションをクリアしようと試みて来た。
『ターニャちゃん』彼女のゲームでの問題は、彼女が走る事では無い。場面は実際には少ない。しかし、地面に立って交渉をし、話をしている姿が散見される。
サウンドは権利の絶望的問題で、別に使わないで良い。しかし、サンプリングはすぐ、理解できる。必要だろう部分は友達の友達の適当の先の人間関係から趣味のジオラマなどから、先のそこのラインを経由してやって来た。よって、銃撃は音が鳴る。落ち葉を踏み砕いた音だ。そう、彼女のように鋭く。
小説の中の主人公の彼女のように。
邪険だがまあ良いやと、講座を優先する。赤点は、不味い。先公の授業中の暗喩により、デバイスと呼んでいる、コントローラーの部分は重要だと認識した。
秋らしく、カーゴパンツのブラウンを採用してしまった自分が恥ずかしい。英国的に上着は必ずまとめるので、かったるいが、まあ、良いや。本の内容のままを、運動靴使って、録音しそのまま貼り付ける。手で持ってコンクリートに叩きつけたり連射や連続音に対応させるためだ。
スマートフォンアプリを使っても、携帯する、最新鋭のデバイスという事で、サウンドに逃げる事にしたのだった。
こんなフィールドワークでいいのか?学内使った映画製作の本のままだぞ?
まあ、いい。
あとは、連日徹夜のようなA I挙動を完璧にする作業だ。ワンミッションあれば、クリア出来るだろう課題に対して、スリーフェーズの区切りで最大五分で良いだろう。やはり初日の気付いた多くの先輩の点に辿り着いた。時間は五分、こうなった。変わらない。
出来れば、基地から出発して飛び立ち、敵の銃弾の中を潜る。これが第一フェーズ、夜もいいが、昼も良い。なので昼。
仲間を助けるために、航空戦を行い彼女を突撃させる。私が正しい言い方とエゴイスティックになってしまっている。それは認める。
「ゲームバランスは考え無い」と標語がなっている。変わってしまったかのようではあるが、学祭でウケそうだと下心が出る。ゲームをさせて、プライズを与えれば良い。多くのお店、店舗で見られる手法と同じ手法が取れることを思う。
結構強い「これも」的な意図的集中を要求される。イメージはテントからかなり、授業は明確だ。それの質問をしよう物なら、減点対象となり、しかも明確な関門設定までして来る。これが、答えだ。他の班との協力もタブー、情報を交換すれば、ドローン用の新規アプリケーションなどの全く違う次元の話を要求される。『ドラゴンフライ』なんて言って伝わるだろうか?ドローン操作をUFOに変えます。なんて、言っても倉庫業や軍事の話題を聞くにつれ、この話題はホットでもあるのだ。
勝手に壁に対して反応する事前入力でもプログラムなんてのは、ロボットの認識よりで、実はかなり合格率が高い。こう読む。私はね。
うん、新規法案に見られる宅配業の可能性をドローンに見た場合、これは法が先生を唸らせる。この内容のゲームなんだが、やってしまった感が有るが、それも仕方ない。チームメンバーによって、出来る事は必ず異なる。
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