『終わりの始まり』
僕は、もっと生きていたかった。
僕はあの時死ぬべきだった。
僕は愛されたかった。
僕は愛したかった。
僕は許すべきだ。
僕は許せなかった。
ねぇ……僕は一体なんだろうね。
僕は僕だ。いや……僕はボク。
どこへ行くの……?
決まってるじゃない。ボクの目的を果たす為に。
駄目だ……そんな事……!
ボクは足りないんだ。愛が。だから皆をボクと同じ場所に連れていくんだよ。
どうして……
これがボクの幸せ……死んで皆で一つになる事こそが本当の幸せなんだよ。
……だったら僕も行くよ。君と僕は一緒でなくてはいけないから。
ふふ……君も本当は欲があるんじゃないの?
……僕は君を止める為にいるだけだよ。
あっそう。好きにしたら。
さて……せっかくだからたくさん楽しまなきゃ、ね?
続編『君ハ今モ夢ノ中』に続く……
イキル。 seras @pippisousaku
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます