Extraー

旧1〜4話-堕ち続け、最後に……

まえがき

こちらは修正する前の旧1話~4話です。

この続きは本編2話に続きます


◇◇◇◇◇◇◇◇


(もう……いいよね……私頑張ったよね)


 そのとき、彼女の心は完全に磨耗し、折れていた。


――――――――――――――――――――


 思えば小学生までは当たり前の生活をしていた――と思う。

 中学生になる直前、両親と兄が事故により死亡。

 引き取られた親戚の家で、叔父叔母からの虐待紛いの行為を受け始めた。


『だってお前、虐めてくれって顔してる』


 そんな訳の分からない理由だった。

 学校でもこの年代特有の陰湿なイジメのターゲットとなり、私物が捨てられたり汚されたりするのは日常茶飯事だ。そしてそれを叔父や叔母が知り、物をなくしたことに対する折檻。


 中学時代だけで何度死のうと思ったか、それでも今はもう側に居ない優しかった家族のことを思い出し踏ん張ってきた。


 高校には進学せず、家を飛び出し、親の残してくれた僅かな遺産を使わせてもらい、興味のあった専門学校に入学した。


――――――――――――――――――――


 心機一転、今度は友だちを作って人並みに頑張ろうとおもった初日。


 新歓コンパと称した飲み会に半ば強引に連れて行かれ、飲まされ、危うく襲われそうになったところを逃げ出した。


 教師に相談するも、子供じゃないんだからと一蹴され、頼れる友人も無く、彼女にできることといえば、またひたすらに環境に耐えながら勉強に没頭する決意することだけだった。


 自分は何もしていないのにこんなにも不幸なんだろうと考え悩んだこともあった。

 自分は甘えているだけで不幸な人間はもっと居ると言い聞かせたこともあった。

 自分が知らないだけで実は知らず他人に迷惑をかけているのかと考え続けた。


 それでも、変わらず私には厄災が似合うと神様が決めてしまったのではないかと思ってしまうほどの不幸体質だった。


 たまに話しかけてくれた隣の席だった、ちょっとギャルっぽい心優しい子は夏休みに電車に飛び込んだらしい。


 落とし物を届けてくれて少しずつ話すようになった三編みの真面目そうな子は学校の帰りに車に轢かれ亡くなった。


 毎朝学校の下駄箱で目を合わせて、最初は会釈だけで、段々と話しかけてくれるようになった元気そうな子は、何かの事件に巻き込まれて行方不明となったそうだ。


――――――――――――――――――――


 就職してからも…いや就職してからの方が辛かった。


 パワハラ、セクハラを耐えながら仕事に没頭し、終電で帰れればラッキーで、泊まり込むことも多く体力的にも限界が近かった。


 陰湿なイジメなんて言葉では言ってるけれど、子供の頃に比べると、一歩間違えれば命に関わるようなものもあった。なぜ大人になってまで他人を虐げ虐めることができるのか不思議で仕方なかった。


 唯一最後まで私のことを気にかけてくれていた女性の先輩が言うには、和気藹々とした職場だったが、私が入社してからギスギスし出したらしい。


 そしてその先輩に「気分転換にカラオケでも行こうか」と誘われた。


 部屋に入った瞬間、自分のことを品定めのように見据えてくる男たちの視線が突き刺さり、初めて誘ってもらえ調子に乗っていた自分に絶望した。


 そこから先のことは覚えていない。


――――――――――――――――――――


 深夜2時


 彼女はフラフラとした足取りで浴槽にぬるま湯を張り、部屋の冷房を最大にセットする。律儀にも玄関の扉に張り紙をしてから、部屋に戻り、以前に医者から処方された睡眠薬を全て煽る。


 おぼつかなくなってきた手つきでスーツを脱ぎ、下着姿になると浴槽に浸かる。すでに意識が朦朧としてきており、自分の身体が勝手に動いているような感覚に襲われる。


(………)


 一瞬だけ躊躇したあと、目をすっと閉じ、手首に当てた冷たいものを滑らせる。


 それでやっと終わり。



――――――――――――――――――――――――


(ちゃんと……できた……かな……)


そう思ってしまった事自体すでにおかしいのだが、なぜだかそう思ってしまった。

すっと視線を下げると、すっかり冷えた浴槽に浸かっている自分の身体が見えた。

無駄に大きい胸元が見え、その先、水に使っている部分は真っ赤に染まっていた。


(どこも……痛くない……のに……身体が動かない……)


開け放った扉からクーラーの冷気が流れ込んでおり、天井からぽとぽとと水滴が落ちていた。


(もしかして、死んだあとってみんなこんな感じで意識だけが……)


絶望的な考えにたどり着き、この先自分に起こることを考えてしまい意識が飛びそうになる。


発狂しそうに叫ぶが、声も出ない。


(私はここまでやっても……休めないんだ……)


深い絶望の中、何もできず、感覚もなく、意識だけが残された状態で。

彼女はプカプカと自分の体が膨れていくのを眺めていること以外できなかった。


――――――――――――――――――――――――


『またせたな』


ボソボソとした喋り方の声が聞こえた…気がした。


だけどもう視線も動かない。


動かすべきものが無い。


声もほとんど聞こえない……。


『では……何か申し開きはあるか?』


(…………)


『ヌシは自刃するという禁忌を犯した』


『八回の輪廻を経てもなお、まだ徳が貯めきれてないにも関わらず大きく徳を失った』


『次は更に不幸になるが、浄土に向かえるよう、次は励むがいい』


(…………ぁ)


『なんぞ、申し開きはあるか?』


(八……かい……め……?)


『この世界の生き物は、善行をし徳を貯めることで輪廻から逃れ、浄土にて安寧を得ることが出来る』


『徳を貯められなかった者は、前の生より更に不幸になった状態で生まれかわる』


『ヌシは今回まで人間だったが、魂の薄さを鑑みるに、次は塵芥のような有象無象の生物だろうな』


(……や……だ…………もう…………ゆるし……)


『……二度か三度も輪廻すれば大体は浄土に行けるものがほとんどじゃが、お主は以前までどのように輪廻させられたのじゃ』


(…………)


『……ヌシはこれ以上輪廻に回すのも無理があると判断する』


『ヌシの魂はこのまま虚無に落とす』


(や……っと……楽……に……)


『楽になどならんぞ?虚無獄とはその魂がすり減り切るまで滅び続けるのじゃ』


(なんで……)


『生まれ変わってもお主は、周りに不幸を撒き散らすじゃろう』


『他の生き物を守るため、ヌシの魂は処理することとする』


(私……何を悪いことをしたっていうの……なにもしてないのに……なにも……)


『それはワシにはわからぬ、今議論すべきことではない。では時間じゃ……堕ちるがいい。数千年も落下し続ければ消滅できようぞ』


 ふっと浮遊感を感じ、ごっそりと自分の中のものが無くなった感覚があった。

 刹那の後、身体が真っ黒いヘドロのような穴に落下し始める。


「あぁぁぁぁぁーーーー……あああああーー!!」


 味わったことのない激痛が私の魂を蝕み始める。


 頭の先から足の先、身体の表面から内臓の奥まで、ありとあらゆる部分が燃えるように熱く、凍るように冷たい。


「どうして私が……私ばっかりが……こんな最期……生まれなきゃ……」


 気を失いそうになっても、意識が残り、

 気が触れそうになっても、正気に戻る。


 どれだけ叫んでも、何も変わらず。

 どれだけ食いしばっても、痛みが増し続ける。


 真っ黒に淀んだドロドロとした穴を落ち続けながら彼女の魂は翻弄され続ける。


 無限に続く虚無地獄。

 この世の神からも見放された魂の最終処理場。


 ………………


 ………


 …



 何時間、何日、何年堕ち続けたか解らない。


 もう生きていた頃の記憶、自分の容姿や名前すら思い出せなくなった頃、編みに絡み取られたようにして不意に落下が止まる。


『こんなところまで落ち続けるなんて、君はどんな罪を犯したんだい?』


「…………」


『人間じゃ流石にこんな深度まで堕ちれば壊れちゃうか』


 その声の持ち主は、自分が問うた内容に自らありえないと判断して訂正する。


「……ぁ」


『うおっ…まだ残ってるなんてびっくりだ。おーい……聞こえているかいー?』


 揺蕩う影のようなものが人の形を象っており、その影が言葉を発している。


 そこにあるが、そこにはない。

 そんな形をしたものが、面白そうに聞いてくる。


『君はここまで落ちてきた1万個目の魂だ。おめでとー!』


『最後の最後に掴むことができた蜘蛛の糸に、君は手をのばすといい』


「……もう……消えたい……の……」


『死にゆくものがいくら願っても生き返れないのと同じで、君に断る権利は無い』


『ただ、希望はなるべく聞いてあげよう』


「…………ゆる……して……」


『はぁぁぁ~……ダメだねすっかり魂が濁りきってる。まずは掃除しないと話にもならないか』


 不規則に形が変わり続けている腕のようなものを伸ばし、私を両手で包んでくる。その瞬間、真っ黒なヘドロのようなもので埋め尽くされていた心の中がすーっと消え去った感覚があった。


 次に心の中心辺りから光が溢れ、心の中が白一色で埋め尽くされ、私の中に残ったのは生まれてから初めて感じるような清々しさと幸福感……これを生きているうちに感じてみたかったなと思った程のものだった。


『よし、これでまともに会話出来るね。君、お名前は?』


「なまえ……なまえ…………よる……行本夜」


 最初は全く思い出せなかった。


 どういう人間だったのか、そもそも人間だったのか。恐らく先程までは完全にそんな記憶は塗りつぶされきっていただろう。


『夜ちゃんね……変わった名前だね。で、さっきも言ったけど君はこの深度までたどり着いた1万個目の魂に選ばれました! やったね!』


「は、はぁ……えっと……それで私はどうなるのでしょうか」


『うん、ちゃんと浄化が終わったようだね。言葉に意識がちゃんと乗っているし、性格も矯正されたようだ』


『まずは僕のことから教えてあげよう。僕は羅闍だ』


「ラジャ……? 羅……ラージャ……閻魔様?」


 何かで習ったのか、本を読んだことがあったのか、少し考えるとその名前に思い当たった。王という意味のラージャ。ヤマラージャと呼ばれ、日本でその名の意味は”閻魔大王”。なぜ閻魔様がこんなところにいて、私の魂を浄化したのか。


『それは母上だ』


「母上……」


 ラジャはあまりにも軽くあっさりと答えるので、今まで発したことのないような軽い口調で相槌を打ってしまった。


『そう。それで君が今こうやって僕と話している理由を伝えよう』


「一万個目がどう……とか……ですか?」


『それはちょっとした冗談』


「えー……」


『君、せっかく僕が魂を浄化してあげたのに、今度はそういう感じの性格になっちゃうんだ』


「あっ、も、申し訳ありません」


 慌てて頭を下げる。頭はないが…そもそも光の玉のようなカタチになっている…気がする。何しろ手も足も意識しても何も動かないのだから。



『話を戻そう。君は八度も輪廻を重ね、そのたびに不幸な人生を送ってきた。間違いないね?』


「はい……そう……みたいです……そう言われました……」


 遠い昔のようにしか思い出せない自分の最後を思い出してしまい、蚊の鳴くような枯れた声で答える。


『流石にそれはありえない。普通の魂は五回も輪廻転生すれば壊れてしまう』


『そもそも、こんなところまで魂が壊れないまま堕ちてこない』


 少し悲しそうな声色で言うが、私は好きでこうなったわけではないし、私だってどうしてこんなに不幸に塗れてしまっているのかが知りたい。少し心を落ち着けようと、昔を思い出そうとしていたところで、とんでもない事を宣言される。


『君はヒトじゃない。ヒトの魂に擬態されたヒト以外の何かだ』


 まさかの宣告である。

 ヒトじゃないと言われても、私は人間としか思ってなかったし、それ以外の状況なんて考えが至らない。


「じゃ、じゃぁ私は………」


 最後まで言葉が出ない。ヒトではないと言われ、その答えが知りたくて、それでも知るのが恐ろしかった。


『つまり……』


「……(ごくり)」


『この世には、この奈落には、この浄土には、君というヒトの魂が行き着く場所は用意されていない』


「そんな……!」


『だから、外の世界に君を飛ばす。このままだと君はこの世をその魂の呪いで満たしてしまう』


『こんな世界は嫌だという己の呪詛が魂に染み付き、生まれ変わるたびに濃くなり続けているのだろう。これ以上はいけない』


「私は…………」


 解らない。突然そんなことを言われても。


 でも別の世界で生まれ変われる。そう言われただけで、初めて生きるということに対して少し希望が湧いた気がする。


『せっかくの縁だ。きちんと本来あるべき世界に戻してあげよう。そうすれば、お主が本来辿るはずだった輪廻転生の輪に戻れるだろう』


『魂は真っ白に浄化完了しておるし、このぶんなら問題ないだろう』


 顎に手を当てるような仕草をしながら私の周りをフヨフヨと漂い出す。


「あの……」


『ふむ……やはり本来の魂のカタチにするのが一番都合が良さそうだ』


「本来のカタチというのは……?」


『言ったであろう。君は人でない。魂が人と偽っているだけだ』


「人じゃなかったら何なのでしょうか……」


『この世界以外のことは詳しくは分からぬ。誰がどういう目的でその呪いを成したのかは分からん…』


 これで他の世界に飛ばされ、動物や植物のような意思疎通ができないモノに生まれ変わってしまったらと思うと底しれぬ不安が腹の底から、心の底から襲ってくる。

 何しろ今までとは比にならないレベルで恐ろしい生が待っている。


『なぁに、心配はいらんよ、これも折角の縁だ。悪いようにはせんよ』


『一時であったが、楽しかったぞ。息災でな』


 はじめの頃より少し柔らかくなったような口調で、

 彼は手をかざし、辺りが再び闇に覆われ――私の意識は途切れた。



――――――――――――――――――――



 その日、その娘は家の裏手にある丘の上にある大樹の根本で丸まって昼寝をしていた。時折吹いてくる春の風がさらさらと前髪を揺らし、少し強い目の日差しを木陰が遮りとても気持ち良い。


 肩の上でバッサリとカットされたショートカット。

 ボーイッシュな髪型だが淡い桃色の髪が女の子らしさを出している。

 頭頂部にぴょこんと飛び出た猫のような耳がピクピクと動いている。


(息災でな……)


 ソクサイ?


 誰かの言葉が語が聞こえた気がして、丸まった猫のように眠っていた彼女はスタッと立ち上がって周りを見渡す。


 丘の先に小さな村が見える。村の周りは巨木が立ち並ぶ樹海に囲まれていた。村の中心にある広場付近から子供の声が少し聞こえるだけで、周りには誰も居なかった。




 ――瞬間、猛烈な頭痛に襲われ、誰かの映像が強制的に頭に流れ込んでくる




(これは…………!?)


 慌てて魔力を循環させて、自分の脳に侵入してこようとするに抵抗を試みるが頭痛は更にひどくなり、ついにはその場で倒れ込んでしまう。


 脳を侵されるように流れ込んでくるそれは一向に収まらず、見たことのない景色や、経験した事のないことを思い出すように脳に溢れ出し、自然と涙が溢れてきた。



 真っ暗な世界。

 赤い水に浸かっている女の子。


 醜悪な人間に囲まれた色の付いていない世界。

 燃えさかる鉄の乗り物。

 黒い部屋。


 自分に向かってくる細長い剣。

 腕の中で死んでいく男性。

 黒い部屋。


 猛烈な苦味の酒精。

 赤い部屋。


 ……


 …



――――――――――――――――――――



(あれ……私いつの間に家に帰ってきたんだっけ)


 そんなことをぼうっと考えながら目をさます。


「おや、起きたのか。帰りが遅かったから様子を見に行ったらお前倒れてたんだぞ、なにかあったのか?」


 矢継ぎ早に話しかけてきているのは父の声。


(……そうだ……私……)


「心配かけてごめんね、具合も悪くないから大丈夫よ」


「そうか、ならいいが」


「でも一応午後は部屋でゆっくりしておくね」


「わかった。もし苦しかったりしたらちゃんと言うんだよ」


「はーい」


「じゃあ晩ご飯前には呼びに来るからな」



 何が原因なのか判らないが、私はヘドロのような前世を思い出してしまった。

 その前の人生も、さらにその前も……。





 正直思い出したくなった。





 何しろ生きていた世界では、親しい人に裏切られ、騙され、苦しみ、輪廻するたびに深い絶望と共に命を散らし続けてきたのだから。


 だが、思い出せてよかったこともある。ラジャと名乗った声のこと。





『君はヒトではない』





 なるほどたしかにある意味その通りではあった。

 知ってしまった。思い出してしまった。



――――――――――――――――――――



 昔、この世界で私は「ヨルズ」として死を迎えた。

 今、この世界で私は「ヨル」として生を受た。



 かつて人々から信仰を受け祝福を与えてきた私は信じていた者に滅ぼされた。


 呪いを受け、人間としてあの世界に飛ばされ、

 転生を繰り返し魂をすり減らされ続けてきた。


 全ては私の存在を完全に消し去ってしまうために。


 でも私は、この世界に戻され「ヨル」として再び生を受けた。




[ヨル・ノトー]

ノトー家の一人娘で十七歳。

片田舎ではあるが、優しい両親と温かい村人たちに囲まれて平凡だけど幸せな人生。




 魔法や魔獣が存在するこの世界でのほんとに一般的な十七歳の少女。

 戦いの訓練や、魔法の勉強も真面目にやってきて、最近旅に出て都会でいい人を見つけるのも良いかなと考えてたりもする。



 村の中には年の近い子供はおらず、大体が私より十歳ぐらい上か、十歳ぐらい下。つまりこの村では十年ぶりの子供で、その後十年間子供が生まれなかったため、村人たちにそれはもう可愛がられていた。




 そしてもう一つの特徴。


 ショートカットの桃色をした頭髪から覗くのは猫のような耳。曽祖父がセリアンスロープで、私は先祖返りだそうだ。




[セリアンスロープ]

人の特徴と獣の特徴を併せ持つ亜人種。

獣人なんて呼ぶ人もいるが、私はセリアンスロープという呼び名の方が好きだった。




 たしかに前も今も"人"ではない。

 色々思い出せたし、色々思い出してしまった。


……そう、あの呪いのような人間としての生を繰り返し送る羽目になった原因まで思い出してしまった。



「あのクソ勇者、それと兄と魔王は見つけたら、泣くまで殴る……!」

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ネコミミ少女に転生したら殴り特化でした 八万岬 海 @umiumi80000

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