応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • この度は自主企画に参加してくださってありがとうございました。僕にとっては初めて主催した自主企画だったので、参加してくださった作品は可能な限り読もうと思っているんですが、正直この作品は僕には難し過ぎたです。最初の方は何が何だか分からなくて、細かい部分は把握出来なかったんですが取り敢えずこの施設は刑務所的な所かな…しかし、男と女が同じ所に収容されているから架空の施設なのかな?位の推察しか出来ませんでした。でもコメントを見る限り沢山の人がちゃんとこの作品の考察をして素晴らしい感想を載せて下さってますよね。僕にはそんな立派な事が書けませんで本当に済みません。手紙の落ち着いた文章と、ここの住人達の暴力的な言動のアンバランスさがとてもシュールで印象深かったです。

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございました。

  • とても良かったです。
    どこで、どこまでの情報を、どういう拍子で開陳していくか。その、気を配った計算の上に成り立った奇妙な緊張感に引き込まれました。

    タグに「信頼できない語り手」とあったので、途中もしかして語り手=〇(二重人格)なのでは?或いは、施設にいる全員が痴呆〇〇なのでは?などと過度な推理をするくらいに妄想が捗りました。
    もしかしたら読み終わった今も全容を把握できていないかもしれないとも畏れています(もし、そうだとしたら申し訳ない)。

    良い作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    凄く褒めていただいて恐縮しております(汗)。

    〈施設〉の呼び方をどうするかが問題だったのですが、
    主人公たちは本作における社会全体から見ると
    “矯正”の対象であり、当人らも、
    その辺を理解した上で自虐的に asylum
    と称しているフシがあります(なんちゃって)。

    ともかくも、書簡体という形式と
    信頼できない語り手は相性がいいなぁ、と
    改めて感じる今日この頃です。

    ご閲読まことにありがとうございました!

  • 自主企画参加ありがとうございます!

    ここどこ?どういう場所?主人公何者?などなど、疑問いっぱいで始まった物語が、進めば進むほど謎が解き明かされて納得がいく展開がうまいなあと思いました。
    主人公のどこか不安定な文体も、やらかしたことを考えていくとなるほどなー。の一言です。もともとそういう人間だったのか、殺人を犯したことでタガが外れたのか、それとも監獄という環境が少しずつ主人公も周囲も狂わせていったのか……。

    凪は帰ったのか、ほかの人たちはどうなったのか、想像の余地が残されるラストですね。
    手紙が出せているということは無事なのか……そもそも手紙も書いているつもりで頭の中で考えているだけなのか。考えれば考えるほど、信用ができない語り手だなと実感します。

    こういったお話に出会えるとは思っていなかったので、参加誠にありがとうございます。
    自主企画に参加くださった作品を独断と偏見で紹介しているのですが、こちらの作品も紹介してもよろしいでしょうか?
    問題ありましたら遠慮なく拒否していただいてかまいません。

    それでは長文失礼しました。

    作者からの返信

    ご閲読まことにありがとうございます。
    お楽しみいただけましたら幸いです。
    もう随分時間が経ちましたが、
    これが自分史上初の書簡体小説でした。
    なんとなくネチッコイ感じですよね(笑)。
    作品紹介、光栄です!
    是非お願いします m(_ _)m 💕

    【追記】
     カクヨムでカクヨム外の話をすると
     運営さんに怒られるので、控えめにしておきますが、
     本作の戯曲版を昨年書き下ろしました。
     もし興味をお持ちいただけましたら、
     どこかを経由して拙サイト・ブログ等の紹介を
     覗いていただけると小躍りして喜びます(笑)💃✨

  • 企画ホストの宿理です~

    一気読みしてしまいました!地の文御奇麗で素晴らしかったです…人物描写もですがごはんが特においしそうで…!(言い回しがまたおしゃれで素敵でした)
    と思って読み進めていたら、驚きの展開というか、ほんっっっっっとうに信用できない語り手でしたね!?
    この文章スタイルって言うんですかね?聞いたことはありましたが見るのは初めてでした。存分に生かされて物語を彩っていて怖かったです!
    企画にご参加いただきありがとうございました!楽しかったです!

    作者からの返信

    夢野久作の小説が好きで、
    ああいう怪しい、不穏なトーンの話を書きたいと思い、
    いくつかチャレンジしています。
    本作に関しては昨年、戯曲版も執筆しました。
    https://kakuyomu.jp/users/fukagawanatsumi/news/16816700429296744561

    このたびは、ご閲読まことにありがとうございました!

  • ■第一信①への応援コメント

    自主企画への参加ありがとう御座います。

    手紙がいつの間にか小説になってた・・・

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございます。
    書簡体小説です。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B8%E7%B0%A1%E4%BD%93%E5%B0%8F%E8%AA%AC

  • こんにちは
    自主企画「月刊カクヨム」企画主である戸﨑享です。
    今回は参加表明ありがとうございました。

    今回募集に応じていただいたこの作品を、月刊カクヨムのゲスト作品として「月刊カクヨムNo.4」に掲載させていただくことにしました。

    万が一掲載を辞退したい場合は、私にご一報いただければ幸いです。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。
    お世話になります。
    今回もよろしくお願いいたします!

  • 終盤にかけての手紙主の狂気の現れ方に慄きながら、一気読みしてしまいました。

    返事が帰ってこないこと、ハーブの副作用、様々な要因で捲くり上がるような展開に没頭させられました。果たしてこの手紙は宛先に届いていたんだろうか、なんて気にもなりました。

    楽しませていただきました。有難うございました!

    作者からの返信

    お楽しみいただけましたでしょうか。
    これは、ふと、
    書簡体小説を書いてみようと思い立って
    取り掛かったものでした。

    改めまして、ご閲読ありがとうございました!

  • ■第五信①への応援コメント

    はじめまして。なんともミステリアスな印象を受けるタイトルに惹かれてお邪魔しています。薬草園ではなく毒草園。毒と薬はその摂取量によって紙一重。だからこそ熱心に研究され、利用されてきたのだと思います。私自身もとても興味があります。

    こちらのエピソードで登場するヴィール・カットレットとジュレのスープ、とても食欲を唆られました。フランス料理でしょうか。あまり詳しくはないので、もし差し支えなければ、教えて頂けますと嬉しいです。

    また後になってしまいましたが、この度は自主企画【魅力的な食事シーン・料理シーンが登場する『物語』】にご参加下さいまして有難うございます。
    引き続き読ませていただきます。

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございます。
    わりと古めの作品ですが、ある日
    これもカクヨム仲間に加えてあげようと思い立ち、
    連載形式で発表しました。
    ヴィール・カットレット(veal cutlet)は
    平たく言うとビーフカツなのですが、
    仔牛肉で作られるそうです。
    どんなソースが合うかというところに
    人それぞれ好みがあるようで(笑)。
    ジュレのスープは上手く表現できていたかどうか……
    昔、あるフランス料理店のランチに出てきた
    初夏のメニューを思い出して書いてみました。
    今でも様態と風味が脳裏に浮かびます。
    美味しかったのです(涎)。

    編集済
  • イベント参加ありがとうございます。
    読んでいてこのような表現が頭から離れませんでした。別作品ネタであるため褒められたものではないのですが。
    >ハイカラですね

    文体といいますか、カタカナやルビの使い方で非常にハイカラな雰囲気が出ていて好きです。同時に終盤にかけて主人公のやべーやつ感が増幅されてよいですね……。

    信頼できない語り手といいますか、そもそも物語が始まった時点で読者的には何もかも不明な点しかなくて、五里霧中の状態で読み進めていくのが楽しかったです。この毒草園とは何なのか。主人公たちは何者なのか。どうして凪がこの施設において重要人物なのか。そもそも手紙の宛先である唯とは何者なのか。のらりくらりとした表現でなかなか明かさず、しかし重要な場面であっさりと暴露する感じが、不気味ながらも気持ちの良い読書体験でありました。

    ところで宵待蟹岬毒草園とは重めの犯罪者を保護収監するための少年院という解釈であってるでしょうか。そして閉鎖空間は怖いですね。

    作者からの返信

    ご清覧ありがとうございます。

    まさに「信頼できない語り手」【※】スタイルで、
    しかも書簡体形式で書いてみよう……
    と思い立って、つらつらと綴った結果がこれです。
    ストーリーの都合上、
    モヤモヤした時間が長く続くので、
    途中で飽きて投げ出す人も多いだろうなぁ、
    でも、そんなの関係ねぇ(笑)!
    くらいの気持ちで取り組みました。

    お訊ねの「重めの犯罪者を保護収監する」――ですが、
    住人たちには“当人よりも●●の▲▲”に危害を加えた、
    という共通項があります。
    (一応盛大なネタバレを回避。第六信③④辺りで明かされます)

    ともあれ、ご閲読お疲れさまでした。

    【※】
     この単語はカクヨム登録上、
     タグの一つとしても採用しています。

  • このたびは自主企画にご参加頂きありがとうございました!

    え、怖い怖い……雰囲気暗い……深夜なのに、でも読んじゃう怖い……ホラーは大の苦手なんですがどうしても指が止まらない魅力溢れる作品でした……
    徐々に明らかにされる施設のこと、みなの経歴、そして凪さんが……!?(ここがほんとうに一番驚きました) 伏線の張り方(?)が上手すぎてひっくり返ってました! そして語彙がわたしの頭にないものばかりでとても勉強になりました!

    骨のある作品で読み応えがありました!とても面白かったです。読ませていただいてほんとうにありがとうございました!

    作者からの返信

    ご閲読ありがとうございます。
    実は古い作品で恐縮です(汗)。
    私なりに“信頼できない語り手”パターンを
    やってみたくて書いた作品でした。
    ちなみに、引っ越し直後に、
    「そういえば、この物件の管理人って」
    ……と、少々首を傾げたくなる点のあったことが
    着想のきっかけでした(笑)。