第42話 出来ることと出来ないこと
出来もしないことを言うのは与太ですけど、未来のことは誰にもわかりません。
昨今景気も悪いということですが、実際悪くなるのはこれからの話であいにく今現在なんの不便もございません。
もしかしたらクビになるかも、流行り病にかかって死ぬかもとかいう不安はだれしも持つでしょうが肺炎は日本の死因の上位ですし、今更コロナという死因が一個増えようが大した違いも無いように思えます。
いやまあだからと不要な死人が増えてほしいわけじゃないですので、しっかりと医療機関の方々の踏ん張りというものはやってもらいたいものです。
蛇足ですけど、あんたらはそれで金儲けしてるんだから、これくらいのことはしっかりやんなと言いたいですよ。そういう仕事でしょと。それくらいの覚悟をもって選んだ職なんでしょう。なもん考えもしなかった? それはちょっと知恵が足らないんじゃなかろうか。というだけの話でしょう。
まあ別にそんなことを言いたい訳じゃないんですが、できる出来ないという話。
アメリカは2兆ドルの景気対策をします。まあ、決まったんでやるでしょう。日本も株価対策ではGDP比で言えば同じくらいの買い支えをすると言ってはいますが、株価対策が景気対策ではありません。日本のお家芸の後回しで後手後手にまわって商品券じゃ現金じゃといってるうちに手遅れにならなければ良いですけどね。
例えばそういうことです。
外野が五万だとか十万だとか言ったところで詮無いのです。その予算とお金を動かすのは政府であって行政であるわけで、外野になんの実行力もありません。
ですがギャーギャーと騒ぐ人たちは一定数います。なぜでしょうか。
まあなにも考えずにやってる人もいるんでしょうが、影響力を誇示したいんだろうと思います。もしくは影響力があるように見せかけたい。
そうすることで、更に大きな影響力を得ることができるはずです。
これは小難しい政治の話に限ったことではなく、日々の生活や仕事でも同じことです。
なんでも良いから、できることを増やしていく。これは仕事の鉄則というか、必要とされる人間になるための一つの手段だと思います。
ただ何でもかんでも自分でやることは不可能ですね。
他人を動かすということも、できることの一つでもあります。テレビなんかの影響力も同じことです。
ただこれも同じように限界はあって、なんでもかんでもできるわけじゃありません。
結論は至ってシンプルで、どんな立場であっても、無理ない範囲で影響力を使っていかないと破綻しますよという当たり前すぎることにしかならないわけです。
人間やはりできることは増やしたいものなんですが、出来ないことまでは出来ないんです。だから失敗するんですが、世の中失敗することに対して厳しすぎるんじゃなかろうかと思うわけですが、そう甘いもんでもないのが現実でもありますか。
今日の今日このごろころごろ日記 小万坂 前志 @kamattisan
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