デイド・サーガ 「オーガの覇者」

作者 小万坂 前志

68

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★★★ Excellent!!!

この作品は、異世界ファンタジー的大河ドラマです。

主人公のデイドに俺TUEEEの要素が無くもないのですが、基本的に作中では、部族を率いるモノとして描かれています。

彼がどんなに優れていても一人では他の部族には勝てません。
多勢に無勢で戦略戦術が重要、部族内やそれ以外の人間関係も大事、なとてもリアルな世界です。
とはいえ、部族の異能を生かした戦術など、異世界ならではの仕掛けもあったりで、そこも本作の魅力です。

異世界、群像劇、戦記物、このキーワードにピンとくる方は是非。

★★ Very Good!!

一言一言、一場一場が非常に丁寧に書かれている物語でした。
「異世界ファンタジー」に色々書き方がある中で、とても文学的で、情景描写もセリフも、隅々までしっかり描いていらっしゃるなと感じましたし、話を追っていくにつれそれがどんどん良くなっていってると思いました。
それから男の世界!というのものも感じました。

★★★ Excellent!!!

最新話読了時のレビューです。
ジャンルとしてはファンタジー要素が少し入った戦記ものになるでしょうか?

ストーリーとしては、政治的な駆け引きや時代背景について語る割合が大きく、
少ない勢力の中、如何にして戦乱の世を生き抜くか、
どのようにして格上の相手に立振る舞うかに苦悩する主人公や側近たちの姿が印象的でした。

また他に登場する武将(?)たちが、それぞれ違った信念や考え方を持ってて、
様々な「上に立つ者」の姿が描かれているところに、
キャッチコピー通りの「大人になっても読みたい」作品だなと思いました。
常時窮地に立たされている主人公たちが、どのようにしてこの危機を乗り越えていくのか楽しみです。