複数世界、それこそ三千世界から繋がるリサイクルショップの話です。とてもね、雰囲気が良いのよ。強くて老獪な店主。真面目な若手警察官に、店主に恋するエルフ系の店員さん。客筋はご近所のじい様から異世界の神さままで様々。あぁ、こんな世界もあるのかと素直にワクワクさせてもらえました。残念なのは、ちょっと話数が少ないこと。これからもっと面白くなりそうなだけに、終わった瞬間にタイトルの通り叫んでいました(笑あー、でも楽しかったから、作者さんの別作品を覗くのが楽しみです。
東京にある古いリサイクルショップ『七臥古物店』。ここを利用するお客はとても変わっているし、置いてある品もフツウとは異なる。それもそのはずで、この店じゃないと入手できないモノを取り扱っているのです―― 七臥古物店にはふつうの客も来るけれど、たいていは変わったところからやって来るお客様。相手をするのも大変だし、所望する商品を仕入れも少々厄介。そんな不思議なリサイクルショップの日常が生き生きと描かれています。