第24話 上陸ウイルス少女
「世界は、お友達! 〇〇少女ワールド! アハッ!」
真理亜、お友達10億人キャンペーン実施中!
「助けてー!?」
人々の悲痛な助けを求める声が聞こえる。
「待って!? 逃げないで!? お友達になろうよ!?」
真理亜は今日も街中でお友達の勧誘を続けていた。
「ナンパお断りです!」
「知らないおばさんについていっちゃあいけないってお母さんが言ってたもん!」
「お友達? ・・・・・・変質者だ! 逃げろ!」
知らない人、顔見知り、そんなものはどうでもいい。
「なぜだ!? なぜお友達を作ることがこんなに難しいんだ!?」
現代は本当にお友達を作るのが難しい時代であった。
「臨時ニュースです! 日本でも新型ウイルスの感染者が1万人を超えました! 死者は100人になりました!」
日本でも新型ウイルスのロナ・ウイルスが猛威を振るっていた。
「ふん。私のお友達にならない人間など、ウイルスに感染してしまえばいい! アハッ!」
自分の気持ちに素直な真理亜。
「ウイルスだ! ウイルスが現れたぞ! 退避してください! 退避!」
その時、渋谷の街中に新型ウイルスが現れた。
「キャアアアアアアー!? 助けてー!?」
逃げ惑う人々。
「ガオー!」
猛威を街中で振るうウイルス。
「我々は警視庁のウイルスバスターズだ! 新型ウイルスめ! 退治してやる!」
日本の警察は新型ウイルスと戦うために警視庁に新たな舞台を結成した。それが対新型ウイルス討伐部隊ウイルスバスターズである。
「討て!」
ウイルスバスターズは、ビームライフルやバズーカ砲、ビームサーベルでウイルスと戦う特殊部隊である。
「ガオー!」
ウイルスとの激しい戦いが行われる。
「おいおい!? こんな特殊な戦いでは私はやっぱり超能力全開じゃないか!?」
やはりフィクションなので、異世界ファンタジー・スキルを使用することになった。
プロット 渋谷かな @yahoogle
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