ぬいぐるみたちが人知れず事件を解決していく物語。 物語は、ぬいぐるみ犬探偵リーパーの助手である子犬コーハイの視点で語られる。ほっこりする出来事から危険な事件まで全6章の構成となっている。ぬいぐるみと侮るなかれ、しっかりとしたミステリー作品となっております。 ピクサー作品が好きな方には是非お勧めです。癒し系ミステリーというジャンルに興味はありませんか?
朝読小説賞受賞という点と、ぬいぐるみが主人公という点に惹かれて読みました。最初はほのぼのですが、次第に本格的なミステリーになっていたように感じました。ぬいぐるみだからこそできる活躍の仕方が新鮮でした。また、彼らのご主人さまであるレオナちゃんとの関係にも魅力がありました。
児童向けだからこそ、ぬいぐるみだからこそ、挑む謎のレベルが上がる。それは――「殺された」ぬいぐるみであったり、失せものであったり、開かずの間や暗号文といった謎。そんな謎を、この愛しくも賢きぬいぐるみたちが挑み、時に主人である少女を守り、見守り、導く。これぞ、冒険。とある北国の、主人である少女の家の中、街の中の出来事ですが、まさに冒険です。そんな冒険に――この愛すべきぬいぐるみたちと共に、挑んでみませんか?
まずタイトルに惹かれて思わずタップ。 そして期待を裏切ることのない愛くるしさ。 しかし、あなどることなかれ。この物語は本格派サスペンス! 可愛いぬいぐるにそんな、怨念があっただなんて……。 さらに展開は御主人様である女のコのレオナちゃんを守るべく発展! 本当にミステリー。 家のぬいぐるみ達を、より一層可愛く思える物語。 家にぬいぐるみがなくとも、物に名前を付けてしまう方にもオススメです(←私です)。