第四話明瞭祭に向けて


「次のSクラスの試合のメンバーを言う千崎、小川、中条、俺で行く。そしてBクラスのメンバーは金田、石原、俺で行く。試合は壊滅戦。Sクラスの方は俺が指揮官に行く。二人を小川一人ずつを千崎と中条で頼む。Bクラスは指揮官プラス一人を金田、それ以外を二人ずつ俺と石原でいく」

「了解」

Sクラスの指揮官は俺の妹、Bクラスの指揮官は金田の妹どこまで戦えるのか楽しみだ。

「よしいくか!」

俺たちはSクラスBクラスどちらとも5分以内に試合が決まった。戦術などがない分早く終わった。ひとりひとりの能力はとても強く感じた。これからに期待だな。

「おつかれ。今日はみんな休んでくれ明日またあおう」

「またなー」

「ちょっと待ってくれる?」

「なんですか先生?」

「明日の朝校長室に集合してくれとのことだ。8時以降に全員で来るようにとのことだからよろしく」

「わかりました」

今度は何の話なんだろう。俺たちにも休みが欲しいものだ。

「おはようごさいます校長先生お話とは?」

「ああ、今回の明瞭祭の追加事項があるからよろしく頼む。一つは総合優勝のチームは日本代表決定戦の出場が決まった。二つ目は今回参加するOBチームのことだが例年は卒業したチームが来るのだが今年は歴代の優秀チームが来ることになったそれを考慮していろいろ頼む」

「了解しました」

「まじかー、日本代表決定戦かでかい試合があるものだねー」

「しかも、歴代最高のチームが来るんでしょ?今年は豪華だね」

「今日も色々決めていくかー」

なんだかんだで明瞭祭まで一週間を切っていた。今日は各クラスの代表者に今回の明瞭祭の内容を話す。

「今日はお集まりいただいてありがとうございます。今回の明瞭祭について説明させていただきます。今回の明瞭祭は前半3日間を学年ごとのバトル中間3日間を同じランクのバトル後半3日間をランクバトルの同順位がバトル最後の一日を同ランク戦でS,Aランクの優勝クラス、同順位バトルの一位グループの優勝と準優勝がOBと戦うといったかたちになります。ここまでで質問はありますか?」

「今回のポイントはどのようにつけるのですか?」

「そうですね皆さん気になるところだと思います。それについてはルール説明と一緒に石原にお願いする」

「はい、ここからは私が説明さていただきます。ポイントについては勝利チームは10ポイント敗者にはゼロ引き分けは両者5ポイントずつ、勝利時にランク差が一つ違うごとに5ポイント、学年差が一つ違うごとに5ポイントといったかたちになります。」

「質問はありますか?」

「ないようなので続けさせていただきます。次に学年の試合について大将戦、武器の使用魔法の使用すべて可能。ただし、制限時間は30分指揮官生存の場合残りの人数で勝敗を決める同ランクバトルは壊滅戦。こちらも同様すべてオーケー。ただし、こちらは時間無制限。同順位バトルはフラッグ戦。こちらは、武器魔法の使用は制限する。時間制限は30分フラッグが両者とられなかった場合指揮官の生存しているクラスの勝ちとする。また、指揮官も残っている場合残りの人数で勝敗を決める」

「質問いいですか?魔法の制限がないと不利だと思うのですがどうですか?」

「そうですね各スタジアムにはそれぞれ使える魔法の階級が決まっていますので安心だと思います」

「それでは、これで終わります」

「つぎに、各スタジアムのマップについて千崎にお願いする」

「マップについて今回試合のスタジアムは5つ使われる予定です。第一闘技場では、五年生、Aランク、二位、マップは山岳の一部。第二闘技場では四年生、Bランク、三位の試合、マップは明瞭高校の一部。第三闘技場では、二年生、Cランク、四位の試合マップは森林。第四闘技場は、一年生、Dランク、五位、マップは平原地帯。明瞭闘技場では、三年生、Sランク、一位、OB戦、マップは東京の一部となります」

「質問です。なぜ三年生が明瞭闘技場なのですか?」

「それについては、校長の私から言おう今回の場所は今までの試合などすべてを考慮しているそのためこれになっている。それに、皆が勝てば闘技場に立つことができるはずだと思うが」

「わかりました」

「最後に総合優勝チームは日本代表決定戦に出場となる。そして、明日からの予定ですが練習試合についてはなしになっています。各チームでの練習は構いません。以上です。それでは解散。」

「おつかれー」

「おつー」

「とりあえず明日からは少しは楽になるな。本番は忙しいがな。」

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俺達は世界を変えることはできないのか? @DAIYA0430

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