独特な作風だけど、一読の価値あり!

内容は中国史にゲームのエッセンスを加えたもので、書き手の教養の高さとキャラの動きが良く映える。

だが独特の作風で読み慣れなく、ライトノベルや文章自体をあまり読まない人、中国史についてほとんど馴染みのない人にとっては触れ難いものになっているかもしれない。一見すると説明のための文章がキャラの感情に交えているためにかなり回りくどく、梶井基次郎の檸檬を思わせるような難解さを示し、話の展開が遅い。

個人的に好きな文章であるとは言えないが、内容は面白いので試しに読んでみて相性を確かめると良いと思う。

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