第4話 犬が死んだ
飼っていた犬が死んだ。
飼っていたと言ってもぼくには身体が無いので、ただ人様の犬を可愛がっていただけだ。
とても番犬にはなりっこない人懐っこい犬だった。
彼にはぼくが見えているようで、ときおり一緒に遊んだ。
身体がないぼくの、唯一の友だった。
お化けの絵本 @mce496
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。お化けの絵本の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます