エッセイだというなら、なんと彩りのある人生なのだろう。あれこれ肉付けせずにご自身の記憶の筋をなぞっているからなのか、かえってくっきりと想像できてしまうところがあり、ドキっとさせられるのです。奥様への想いが素敵です。
心の中のもやもやを文にして発散しています。
花火大会の喧騒が外から聞こえてきます。しかし、拝読いたしますと、心は集中していくのです。読み始めたばかりですが、時折立ち寄りたくなる素敵なところとなりました。作者様が深いお考えをお持ちだ…続きを読む
ありのままに生きていくことは難しいことだと思います。それでも、それを意識して生きていく。そういう姿が文章の中からにじみ出てくるようです。
立派な種を、ミネラル豊富な土壌に植えた結果、大輪の花が咲いた。そんなエッセイである。 豊かな実体験が優れた文章のおかげで、良質なエッセイに変じている。 内容については、他のすばらしいレビュー…続きを読む
一話ごとにそれぞれの物語が紡がれる短編エッセイ。特に印象的だったのは「そして日々は続く」でした。「あなたが選んだのよ」と語る母の重い言葉から過去を振り返る話なのですが、私はこの物語を見て、自分…続きを読む
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