エッセイだというなら、なんと彩りのある人生なのだろう。あれこれ肉付けせずにご自身の記憶の筋をなぞっているからなのか、かえってくっきりと想像できてしまうところがあり、ドキっとさせられるのです。奥様への想いが素敵です。
心の中のもやもやを文にして発散しています。
ありのままに生きていくことは難しいことだと思います。それでも、それを意識して生きていく。そういう姿が文章の中からにじみ出てくるようです。
落ちついた穏やかな語り口が心地よく、読み手の心にすっと入ってくる回想録です。筆者が体験してきた人生、その時の思い。大切なもの。切ない記憶。きれいな言葉で胡麻化すこともなく、かといってけっして…続きを読む
更新される1話完結のエッセイ。次にどんなお話に出会えるかとワクワクしています。ワクワクという表現が、このエッセイに秘められた雰囲気に合っているのかわかりませんが、読みながら感じ取る作者様のお人柄…続きを読む
一話ごとにそれぞれの物語が紡がれる短編エッセイ。特に印象的だったのは「そして日々は続く」でした。「あなたが選んだのよ」と語る母の重い言葉から過去を振り返る話なのですが、私はこの物語を見て、自分…続きを読む
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