エピローグ
『午後5時になりました。ニュースをお知らせします。
今日正午頃、池袋のオフィスビルの男子トイレの中で八十歳くらいの男性が変死しているのが見つかりました。
警察で身元を調べると共に事件性がないか死因について、遺体を司法解剖して調べています。
場所は池袋駅からほど近いオフィスビルで…』
「さてと…、今日も生きる気力を失った中年男性に「至福」を届けにまいりますかね…。」
初老の男は杖をついて、その腰を上げた。
ある街の、深夜の繁華街
「・・・・・・・。」
「ん?なんだ?」
一人の初老の男から無言でビラを渡された、中年の男は、そのビラ見た。
「ん?
そのビラを見た男は振り返ったが、そこには、いるはずの初老の男は、すでにいなくなっていた。
了
有巣倶楽部 美月 純 @arumaziro0808
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます