主人公の渇望を、こんなにも端的にまっすぐに書かれた作品はないように思います。とりあえず、読んでみて欲しい作品です。
自らの愛を求めて蜃気楼を追い続けた主人公。 詳細本作。
作者さんがどのような意図で書かれたのかは、勿論推して知るべからずですが、―個人的には、そこらのホラー映画よりもよっぽどゾっとする…錆びた包丁に『つまされる』ようなお話でした。