『LGBTの俺の青春』
@hama0322
第1話
「LGBTの俺の青春」 作 はま
第1章
俺の名前は國崎春馬(クニサキハルマ)、今年の春から高校生になる普通の男だ。
…周りから見れば…だかな。。。
周りから見れば…この言葉の意味は俺がLGBTだからだ。LGBTだからって引いてもらったら困る。
俺だって?最初は普通に女の人が好きだったよ?
でもある日ある時不意に男の人が好きになってしまったんだ。
ちなみに俺はBよりのGだ!
(説明しよう。LGBTの意味は、 L レズビアン 女性同性愛者 G ゲイ 男性同性愛者 B バイセクシュアル 両性愛者 T トランジェスター 性別越境者
とこんな感じだ)
第1章 入学式
朝の電車に揺られ、重い脚を動かし学校まで来た。
そこで小学生の時から仲のいいダイキと合流した。
『よう!ハルマ!朝から死にそうな顔してるなww!』
『うっせぇバカ、こっちは入学早々浮かないか怖いんだよ!』
周囲の視線が気になる…… ちなみにダイキは友達としてしか見られない。
俺たちは普段からこんな感じだ。まぁ、ダイキは明るめのいいやつだ。
『クラス一緒になるといいな!』
『そうだな。。。』
5分後…
『なぁそんな落ち込むなってwwたかが1組の違いだろ!』
こう言ったダイキに俺は涙目になりながら言った。
『昼飯…一緒に食べてくれるか…?』
するとダイキは満面の笑みで『ああ!』と答えてくれた。
『とりあえず自分たちのクラス行こうぜ!』
『おけまる〜』
ドアを開ける。
教室の中には約14名ほど座っていた。
机の数からして合計人数は25人ほどだろうか、
『俺の席は〜…ここか』
左から2番目の先頭という微妙なところに来てしまったぁ!
とりあえず周りの顔を覚えたいが、入学初日はなぜか周りを見ることができない…鳴呼、、今思えば中学の入学式の時もこんな感じだったな…
ふとドアを意識するとタイミングよく担任らしき人が入ってきた。
背が高く黒髪のロングだ。同級生だったら間違いなく惚れていたな。
『みんなおはよう。この1年1組の担任の篠崎玲奈(シノザキレナ)です!1年間よろしくね!』
気さくそうな美人の先生だ。
『とりあえずこの後は入学式だから簡単に注意事項を説明するよ〜』
俺は先生の話を聞いていたつもりだが、気づくと説明が終わりみんな体育館に移動しようとしていた。
俺も移動しようと席を立ち、後ろを見ると
とてもイケメンとは言えないが、俺からみるととても可愛くて、カッコいい、すぐにでも友達になりたい。
そう思わせる人がいた。
2人とも同時に目が合う。。、
「あ…」
「あっ…」
2人ともあ…と言って軽く会釈をしただけで俺は教室を出た。
俺は1人こう思った。
『いつか…いつかきっと友達になれるな…』
入学式が終わり、俺の横にはダイキが立っていた。
ダイキは腰に手を当てて
『いてて…腰がいてぇ…』
そしておれがこう質問した
「確かダイキって腰痛くなりやすいんだっけ?」
ダイキはかすれた声で言う
『そうだよぉ…まじでキツイ……』
そう言いながらダイキは微笑んだ。
そんな会話をしていると、後ろから誰かが近づいてきた。
⁇?『あの…大丈夫ですか?』
『ん? (2人同時に振り返る)』
そこには身長は大体162cmくらいの女性が立っていた。
⁇?『あ、あの!こ、腰を痛めたんですか?あ、私シップ持ってるんですけど貼りますか?』
うわ、めっちゃ可愛い。顔整ってるし、メガネ女子とか最強かよ。
するとダイキが言った
『ありがとう、でもこれ30分ぐらいしたら治るから全然気にしなくても大丈夫だよ、心配してくれてありがとう!』
すると女子が頬を赤らめて言った
『い、いえ!わ、私こそ余計な気配りしてしまってすいません!あ、私1組の篠原燕(ササハラツバメ)っていいます!これからよろしくお願いします!』
篠原さんか、覚えておこう。
『これからよろしく!俺は福島ダイキ
んで、こっちは國崎春馬だ』
『よろしくぅ( ✌︎'ω')✌︎』
『よ、よろしくお願いします!』
なんかすごい緊張してるがこの子大丈夫か?
今日は後HRだけで終わりだ、そう言えばさっきの後ろの席の子なんて名前なんだろ。。。
第一章完
作者より初めて小説?ぽいものを書いてみました。
第2も制作予定です。
もし気に入っていただけたら嬉しい限りです。
これは実話を若干変えて書いています。
『LGBTの俺の青春』 @hama0322
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。『LGBTの俺の青春』の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
近況ノート
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます