『小さなお話し』 その11
やましん(テンパー)
『うどんさんの決意』
うどんさんは、毎日、こねられ、切り刻まれ、お皿に盛られ、食べられ、くだされ、排出され、の、繰り返しでした。
ある日、うどんさんは、思いました。
『このような生活ではない、もっと、歓喜に満ちた、素晴らしい歌を歌い出せるものにしよう!』
そうして、うどんさんは、長い旅に出たのです。
ただ、この世では、うどんさんという存在が、消滅いましました、とさ。
・・・・・・・・・・・・・・🍜
おしまい
『小さなお話し』 その11 やましん(テンパー) @yamashin-2
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます