第9話
アフリカの開放に成功し反攻作戦は成功し、次なる反攻作戦の舞台はユーラシア大陸のソビエトであった。
ソビエト軍は極東方面における戦闘でソビエト極東方面軍は壊滅しウラル方面まで後退した。極東方面の敗北で戦車200輌、火砲400門、兵員20万人を失った。しかしソビエトはウラル方面軍戦力増強を図り反攻作戦の為の準備を進めていた。用意した兵力は戦車3万輌、火砲10万門、トラック10万輌、戦闘機3000機、爆撃機1000機、歩兵150万人を用意した。
ソビエト戦線は北はカラ海沿岸から南はコーカサス地方にまで及んだ。
1943年5月10日中央戦線において機甲師団6個師団と狙撃兵師団10個師団による攻勢が開始された。
攻勢は早朝から開始された。
中央前線司令部
「モスクワから攻撃命令が来ました。書記長の命令書付きで来ました。北部、南部戦線でも時間差で攻勢が開始されるようです。またウラジオストク方面でも日米英軍の攻勢が開始せれるそうです。」
「明日にNKVDより各方面軍に司令部付きで政治将校が来るそうです。ましてやベリヤの息のかかった者です。十分に注意してください!」
「政治将校がいるとやりずらい。しかしやらねば粛清される。中央では政治犯は軒並み工場建設の為の強制収容所送りかコルホーズ送りらしい気をつけねば…」
「日米英軍はウラジオストクに自治政府なるものを樹立させたらしい我々としては許させざる行為だ!戦争終結後に戦争となるだろう。国力をなるべく温存しておかなければ後の戦争で負ける。」
「砲兵部隊に攻撃命令を出せ!」
砲兵陣地
「前線司令部より攻撃命令です!」
「各陣地に連絡!各陣地戦闘配置!10分で攻撃準備を整えろ!」
砲兵陣地にサイレンが響き渡り戦闘配置につける
「配置に付け!仰角最大!砲弾装填!」
「自走砲到着まで約5分!」
「各陣地砲撃準備完了!」
「自走砲の配置完了!」
「いままで奴らに苦渋を嘗めさせられてきた!奴らに一矢報いようではないか!
赤軍万歳!」
「砲撃開始!」
203ミリ榴弾砲、155ミリ砲、122ミリ砲、85ミリ砲、155ミリロケット砲、205ミリロケット攻撃を開始した。
前線に砲弾が次々に砲弾が着弾し敵陣地を耕していく
「機甲師団を突撃させよ!」
「戦車前へ!突撃!」
待機していた戦車が前進し進撃を開始した
「進め!敵は逃げ腰だぞ!」
進撃の中核となった戦車はKV-1重戦車、T-34戦車が中核となり進撃していった。
味方陣地から敵陣地に向け照明弾が打ち上げられ辺り一面を明るく照らした。
「敵の攻撃だ!各車輛散開!」
戦車の上に乗っていた歩兵は戦車からおり戦車を盾に進撃する。
「目標敵対戦車砲!榴弾装填!停車撃て!」
周りの敵陣地からは歩兵による攻撃が機銃掃射が行われていた。
後続の戦車は機銃掃射しながら76ミリ砲を撃ちながら前進しまた歩兵がその後に続
き敵陣地を制圧していく。
中央戦線における攻勢において攻撃停止命令がだされるまで進撃し続け1週間で前線を25キロ前進する事に成功した。
3日後には北部戦線において攻勢が開始される。
世界異世界戦争 atsuya @okano1028
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