夢
幸せの中でふと思い出す辛い思い出
純粋無垢な頃の穢れのないあの気持ち。
幸せなのに胸の奥がきゅっとなって苦しい。
届きそうで届かないこの腕。
行かないで。置いていかないで。
もっといい子になるから。
だから…置いていかないで。
君が遠くに行ってしまう夢を何度も何度も
見る。
君が私じゃない誰かに微笑みかける姿を
想像すると耐えきれないの。
何故隣に私が居ないのか。
何故、その笑顔は私に向けられたものでは無いのか。
考える度、保っていた自分が崩れ去っていく
音がして。
顔をあげると君がいた。
正真正銘、私の大切な彼が。
お願い。離れないでね。
いい子にするから。愛しています。
恋愛 紅月 @kazh0604
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。恋愛の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます