プロローグや序盤に伏線を張りまくるのは好きで自分もよくやってます。
素直に想像すると、「指輪の騎士達」は配下となった仲間たちの召喚と強化でしょうか。
一方、芙蓉の母や紫苑は受肉したか人造の第5の精霊王で、他の精霊王や人間からも恐れられているのではないかとか。
芙蓉の未来である「裏切りの騎士」は紫苑に対してなのか、それとも人類に対してなのか、とか考えてしまいます。
引き続き楽しみに拝読いたしますね。
作者からの返信
アクリル板様
いつもコメントありがとうございます。
なかなかの中二偏差値だと思います。
このような考察を書いていただいてありがとうございます。
何より「紫苑 = 第5の精霊王」の仮説はとても嬉しいです。
彼女の正体の一歩手前にありながらも、答えから最も遠いです。
これ以上は何も言えません。
ぜひ今後もお楽しみください。
編集済
今回は林間合宿の前に入ったお休み回、深夜アニメで言えば仕上がり切れずに予告編を無視して入った総集編の回でしょうか?
まあ、アニメの場合は制作ご苦労様といった感じですが、この作品では違いそうです。
読み手の意識をつなぎ留めようとしているように思いました。
この作品は上級者向けというイメージを私は持っております。
ラノベ、漫画、アニメ、ゲームといったものをある程度たしなんでいないと、読み続けるのは難しいかと思います。
童話しか読んだことない小学生がいきなり読んでも、何が何やらといった感じになりかねません。
上級者向けの中でも、さらに洗練された部類に入りますので、気合いを入れて読んでいかないと置いて行かれそうなのです。
おそらくザンブン様もその辺りに気付いていらっしゃって、おさらいのページを設けてくださったのだと思いました。
ただ、おさらいするだけではお客さんは喜んでくれませんので、伏線という上級者が喜びそうな餌を並べてみたんだなと私は見ました。
あまりうまい言い方ではございませんが、舞台上にごちゃ混ぜにして披露してきた商品を、まとめて舞台に並べ直して、改めて品定めをしてもらい、値(ね)の釣り上げを狙う商人のような商魂のたくましさを、私は思い浮かべたのでした。
食らいついているお客には意識をさらに高めてもらい、難し過ぎて席を立ちそうなお客には改めて興味を引いて引き留める役割をしているような気がしました。
また、どの回にその伏線が載っていたかも書かれていて、興味を持った人は再度読み返せるようになっています。読み手にとっては嬉しい配慮です。書き手にとっても2回以上読んでもらえるのは嬉しいことなのです。
このようなお休み回は、連載という形態を研究し編み出した戦略と私の目には写りました。
私のように公募の落選作品を公開しているだけの意識では、到底たどり着けない領域です。(誰もが前から行っているかどうかは分かりませんが)立派な手法と思いました。
さて、本題の伏線です。
これ程の上級者向け作品となりますと、私程度が考えも、とても追いつきませんので、あまり深く考えないようにしておりますが、私の個人的な傾向といたしましては、物・物体に注目してしまうのです。
ここに挙げられた伏線の中で、キャラではなくて物体あるいは物体であろうものは2つです。
指輪と精霊殺しの剣ですね。
と、なると、単純に指輪が精霊殺しの剣だったりしてとか思ったり、精霊殺しの剣はもともと存在しないとか、誰かの肉体そのものが剣だったりとか、考えてしまいます。
私のレベルですとそのくらいです。
ただ、最後の『ガウェイン』さん。
影が薄かったというより、申し訳ないことに私は憶えてなかったのですが、ここに出てくるというとは、それだけで改めて重要視しなくてはならないな。と、彼についての思いを新たにしたのでした。
次回こそは林間合宿! と思ったのですが、サブタイトルを見るとなんか違いそうです。
まあ、とにかく読み進めることといたしましょう。
追伸
前回の応援コメントに、一度書いて消してしまった2つ目の違和感についてです。
教えてほしいとの要望をいただきましたので、ここに記します。
扉に適した地に関する箇所です。
『日の国ニホン、我ら◯◯◯にとって縁起が悪いので、後回しにした』と言っていたのに、『ニホンにあることは少し前から目星がついていた』と反するように受け取れる内容が、数行下にあった点です。
逆のこと言っているようで、読んでいて違和感を覚えました。
しかし、よくよく読むと『少し前』とあり、時間差があると気付いたのでした。
『後回し』と『目星』という強く印象付けられる言葉によって、私の中では『少し前』という意味がすり抜けてしまったのだと思いました。
なので、間違いとかではなく、私の読みの浅さからくるものと思いましたので、応援コメントから削除いたしました。
ただ、一瞬でも違和感を感じたのは事実でしたので、前回軽く触れたのでした。
間違い易いというだけのことなんです。
この作品の完成度が高いために目立ったのです。
他の読み手も間違う可能性がありそうというくらいなんです。
なので、あまり、気になさる必要はないかと思います。
作者からの返信
亜逢 愛さま
いつもコメントありがとうございます。
資料回にまで解説を書いていただいてありがとうございます。
まず資料をまとめている作品はWeb小説にはたくさんあります。
別の作品として分けて公開したり、最初や最後に付け加えていたりします。
しかし今回のような、途中までで1度整理するのはあまりないと思います。
ご指摘の通り本作は読者を選ぶ作品で、中二病患者が同志のために書いております。
しかしコメントの中には、コメディ回目当てで読んでいる読者もいました。
そこでもう少し親切に書きたいと思うようになりました。
重要な伏線は本編の中で何度も繰り返しているので、気になっている方も多いと思いますが、整理すると様々な考察ができると思って投稿しました。
もちろんこの中のいくつかが2章の後半戦で明らかにするので、意識をさせるという意図もあります。
本作では常に試行錯誤をしております。
特にコメディ回は批判を受けることもありますが、Web小説は自由なものなので、色々と挑戦してより良い作品にしていきたいです。
さてさて中身ですが、『精霊殺しの剣』についての予想はなかなかだと思います。
リゼットからの情報では、イタリーは剣について言及しておらず、土の精霊王を退けたことに脅威を感じております。
とりあえず「この体は剣でできている」は偉大な作品の一説なので、避けさせていただきます。
『指輪』と『精霊殺しの剣』を結ぶのも素晴らしいと思います。
かなり真相に近づいていると思います。
本編に1度も登場していないのに名前が繰り返される『ガウェイン』ですが、もちろんキーパーソンです。
今後の展開にご期待ください。
前回の違和感についてのご指摘ありがとうございます。
さっそく微修正させていただきました。
ぜひ今後もよろしくお願いいたします。
ウィ○ペディア回ですね!
おさらいは読者側としてはありがたいです。
今作は本当に多くの伏線が張られていますよね。
伏線が一つずつ回収されるシーン、物語の全貌がわかる瞬間を心待ちにしています。
意匠のない指輪は一体何なのでしょうね……?
紫苑ちゃんとベッドの上で誓いを交わした(意味深)キーアイテムですね。
芙蓉くんは紫苑ちゃんを守れるのでしょうか。今の所紫苑ちゃんが守られる、という場面が想像できません。
第5の精霊王は謎に包まれていますよね。芙蓉くんが契約する可能性もあるんですね。果たしてどうなるのか……。
精霊殺しの劍を生徒会三人娘が使ったのかどうかも気になります。
私の(お前のではない)凛花さんと土の精霊王絡みのエピソードが明かされる日が楽しみです。
裏切りの騎士。これも意味深なワードですね。凛花さんは騎士なのでしょうか。芙蓉くんの未来が暗い物になりそうで正直怖いです。
芙蓉くんの出生の秘密もそういえば謎でした。
本当のお母様は何者なのでしょうか。
芙蓉くんの△△。これが何を指すのか……謎は深まるばかり。
紫苑ちゃんの謎は物語全体の鍵を握りそうですよね。飄々とした彼女の『運命』とは何なのか、見届けていきたいです。彼女の魔法も気になります。
ガウェインさんも本編に登場する時が来るのでしょうか? だったら楽しみです。
色々とおさらいさせてもらったり、まだ重大な伏線があることがわかったり、ワクワクする回でした。
これからも追いかけさせていただきたいと思いますね!
では失礼しました!
作者からの返信
小金井はらから様
いつもコメントありがとうございます。
まさかのウィ○ペディア回にまでコメントをいただけるとは、とても感激しております。
謎に満ちた本作ですが、徐々にその全貌が明らかになります。
指輪、騎士、第5の精霊王、第5魔法公社そして精霊殺しの剣。
さらには芙蓉くんの出生や、紫苑ちゃんの目的などなど書くのが楽しみです。
中でも一番重要なのは、第5の精霊王です。
芙蓉くんがステイツのエージェントを続けるのは、第5の精霊王について調べて母さんの真意を確かめるためです。
誰が契約するのでしょうか。
それともすでに契約者がいるのか。
明らかになるのは、クライマックスの「裏切りの騎士編」の予定です。
ガウェインさんはここまで引っ張ったので、何らかの形で本編に関わるはずです。
詳しくはまだ秘密です。
ぜひ今後もお楽しみください。
振り返りのコーナーですね。久しぶりに読んだので、思い出すいいまとめになりました。
紫苑の力を食い止めるために用意された、芙蓉の力。彼女の暴走を食い止める事が出来れば良し。もしも彼女が悪魔の力に支配されて暴走し始めたら、芙蓉は天使の力で食い止める。とか。
四元素までは、精霊による能力だけど、五番目の元素、第五元素は精霊ではない、神の力、または天使の力、堕天使の力。だからこそ、4つの元素の上位に位置する最強の力。
でも、単純に紫苑おもしろい!で良いんですけどね。(笑)
作者からの返信
ぬまちゃん様
お久しぶりです。
振り返りのコーナーは、ぜひご活用ください。
悪魔と天使かは分かりませんが、紫苑と芙蓉の力関係はほぼ正解です。
第5とは何なのでしょうね。
もちろんキョムではありません。
ぜひ今後もお楽しみください。