覇道を征く――最強のイチャイチャ主従ラブコメディ! 黎明煌
「そのまま朽ちるならあなたの命、私に捧げなさい」
「……この戦鬼を下僕にしようだと? なめるなよ小娘」
「なんでー!?」
血に濡れた夜(猫を庇っただけ)
鬼の力を身に宿す主人公・酒上刃(さかがみ じん)はちょっとした勘違いで、イギリスからやって来た美少女吸血鬼・リゼット(15)の眷属となってしまう。
殺戮兵器として創造された過去を持つそんな彼に課せられた新たな使命は、敵の掃討や殲滅……ではなく!
生活能力皆無なお嬢様のお世話だった!
「私の兄さんはぜーったい渡しませんから!」
そして対抗心に燃える刃の妹・刀花(とうか)も加わり、三人の甘くて賑やかな日常が新たに幕を開けていく。
「我が次なる戦場は――お皿洗いだ。報酬は期待していいのか、我が愛しのマスター?」
「め、目を……瞑りなさいっ?」
舞台は平和な現代。
戦闘力チートなのにバトル展開一切無し(!?)
全霊を賭して覇道を征く――最強のイチャイチャ主従ラブコメディ!
――異常な者も、普通に可愛く恋をする。
だいたい三日毎に更新予定です。小説家になろう様にも投稿中です。
「俺のマスターは吸血姫~無双の戦鬼はお世話する~」からタイトル変更しました。
日間ラブコメランキング66位ありがとうございました~。…続きを読む
目次
連載中 全172話
更新
- プロローグ 「吸血姫と人間、時々戦鬼」
- 第1話「朝はキチンと起きる、そう誓ったわ」
- 第一章 「無双の戦鬼、忠誠を誓う」
- 第2話「最初の草むらでレック○ザに出会った気分と言えばわかるかしら」
- 第3話「我が社で君の力をどう活かせますかって質問が一番嫌いだ」
- 第4話「兄さんはほら……ロマンがあるんです」
- 第5話「料理番組の受け売りだ」
- 第6話「あ、ジャパニーズツンデレってやつね?」
- 第7話「蛍でしょうか、風流ですよねぇ……ふ、ふふふ」
- 第8話「……食パンも買っておくか」
- 第9話「女主人が眷属にさせたいことアンケート第二位でつい……」
- 第10話「なんて罪なご主人様なの私ったら」
- 第11話「あなたにしては気が利いていると思ってたのよ……」
- 第12話「え、そういう雰囲気に落ち着く流れでしたか!?」
- 第13話「お前が何者なのか、決めるがいい」
- 第14話「詠唱は中学生の時に私が考えました!」
- 第15話「忠義ってしゅごい……」
- 第16話「ドロリとしていてそれでいてしつこい……」
- 第17話「きっと光源氏もこんな気分だったと思います」
- 第18話「アーオレママニナッチャッタヨー」
- 第19話「無力……あまりに無力……!」
- 第20話「わんわん(低音)」
- 第21話「わんわん(高音)」
- 第22話「当たりは五百分の一っぽいです」
- 第23話「この後ストラップを揃えるかでも揉めたぞ」
- 第24話「このご主人様はついからかいたくなる」
- 第25話「妹の可愛さの前には滞空時間など些事」
- 第26話「かなりの悪戯好きになるんですよねぇ」
- 第27話「姉だから大きい、それだけにございます」
- 第28話「クスクスクスクスクスクスクスクスクスクス」
- 第29話「甘え下手なご主人様と、甘え上手な妹だ」
- 第30話「兄さんの家事は壁をも壊す@一回目」
- 第31話「報酬は高くつきそうだな、マスター?」
- 第32話「報酬はこれでいいかしら、私の眷属?」
- 第33話「その夜、私は運命に出会う」
- 第34話「暗殺成功率は100%です♪」
- 第35話「この姿勢……血鬼一体フォームとでも名付けましょうか」
- 第36話「兄さんの家事は壁をも壊す@二回目」
- 第37話「私、悪い子になります!」
- 第38話「悪い子から進化しました」
- 第39話「朝からなんという会話だ」
- 第40話「き、期待してもいいのかしら……!?」
- 第41話「可能性はあったでしょ!」
- 第42話「レモンの味ではなかったけれど……悪くないわ」
- 第二章「無双の戦鬼、少女達と夏休みを過ごす」
- 第43話「少し、涙が零れた」
- 第44話「この後二日ほど顔を見て会話してくれなかった」
- 第45話「違う、そうじゃないわ」
- 第46話「壁を壊すノルマなんてないのよ?」
- 第47話「ふぅ……」
- 第48話「翌日烈火の如く怒られた」
- 第49話「かみをきりたい」
- 第50話「わ、私は兄さんにとって港ですので……」
- 第51話「さては覚える気ないわね……」
- 第52話「こ、このアイスこんなに甘かったかしら……?」
- 第53話「酒上家家訓!」
- 第54話「少しだけ」
- 第55話「癖になっちゃったら、どうしよう……」
- 第56話「この香りは……!」
- 第57話「ふかふかな妹なのです」
- 第58話「あーオチが見えるようです」
- 第59話「鳥肉に近い感じでした」
- 第60話「デビュー曲は『ヴァ○パイアガール』ね」
- 第61話「いい眺めだ」
- 第62話「兄さんは若者に偏見持ちすぎだと思います」
- 第63話「酒上家ではこれが普通なんで」
- 第64話「先が思いやられるわね……」
- 第65話「節度とは……」
- 第66話「先手必勝ってやつよ」
- 第67話「完・全・敗・北」
- 第68話「負け犬に権利など無い」
- 第69話「いや動くなよわけわからん」
- 第70話「天井の染みでも数えててください」
- 第71話「永久保証も付いてますよ?」
- 第72話「そ、そっかー……そんなにかー……」
- 第73話「本気で漏らすかと思った……」
- 第74話「毒では死ななそうなロミオだけれどね」
- 第75話「大丈夫、だよな……?」
- 第76話「まさか、おもしれー女!?」
- 第77話「この後橘さんは『三十かぁ…』と落ち込む彼氏の家にご飯を作りに行きました」
- 第78話「言葉も用法・用量を守らねばならん」
- 第79話「よくあるあのポンポンは古い油を除去するためです」
- 第80話「それこそ五秒で呼び戻された」
- 第81話「こ、これはガス爆発!」
- 第82話「A. 昨夜、も〇〇け姫を見たから」
- 第83話「保健所に連絡させて貰うわね」
- 第84話「極めて冒涜的な何かを感じたわ」
- 第85話「今明かされる、酒上流の真実!」
- 第86話「人の貧乳を笑うな」
- 第87話「戦鬼、心の一句」
- 第88話「危うく夏を”やり直す”ところだ」
- 第89話「俺、消えるのか……?」
- 第90話「リゼット劇場は会員制よ」
- 第91話「にゃんにゃーん」
- 第92話「それが、彼の最期の言葉だったわ」
- 第三章 「無双の戦鬼、友達できるかな?」
- 第93話「鬼に逢うてはお友達?」
- 第94話「半年以上飛んでいた気さえするぞ」
- 第95話「できるかな?じゃねぇんだよ」
- 第96話「むふー、見せつけちゃいましたかね?」
- 第97話「終わったな、第三章完」
- 第98話「となりの酒上君」
- 第99話「学食にてご主人様をキメる」
- 第100話「となりの薄野」
- 第101話「もう猫あげとくだけでいいんじゃないのこの戦鬼」
- 第102話「オーダーVSお願い」
- 第103話「信頼に応えるのはダメなこと?」
- 第104話「商品は後に、受け取らせてもらう」
- 第105話「理想は高ければ高いほどいいものだ」
- 第106話「放課後酒上家劇場」
- 第107話「履歴書でやらかしてるじゃない」
- 第108話(酒上さんって、意外に繊細なのでしょうか)
- 第109話「愚かなる人間の小娘に問う」
- 第110話「その魂は清く、正しく――」
- 第111話「宝はいただいていくぞ」
- 第112話「友達ができました」
- 第113話「不正アクセス罪になるらしいわよ」
- 第114話(わ、私は見守ろうと思います……)
- 第115話「当事務所は浮気調査のみ受け付けているわ」
- 第116話「ダメなことしてる気がする……!」
- 第117話「味は最後までよく分かんなかったよ……」
- 第118話「してたわー……」
- 第119話「メイドさんプレイもしたことあるんだね!」
- 第120話「我流・酒上流十三禁忌――終の十三」
- 第121話「君ほんとにラブコメ主人公?」
- 第122話「やっぱりもうダメかも……」
- 第123話「ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも――」
- 第124話「なるみたいだぞ」
- 第125話「このはは偉いなあ!」
- 第126話「なんとかしてよ、じんえもん」
- 第127話「これが戦鬼のきっくおふというものだ」
- 第128話「我が友も、かっこいいではないか?」
- 第129話「君のせい、なんだからね?」
- 第130話「今日も一日、清く正しく!」
- 第四章 「無双の戦鬼と、屋上に咲く徒花」
- 第131話「屋上の泣き声」
- 第132話「秋は誘惑がいっぱいなのです!」
- 第133話「これが酒上流ダイエットだ!」
- 第134話「看板娘が可愛い人気の喫茶店があるらしい」
- 第135話「この現場にいたら憤死する自信あるわ私」
- 第136話「幽霊いるんだ……」
- 第137話『図書室での過度な青春は禁止となっています』
- 第138話「マスターが寝かせてくれなくてな」
- 第139話「一日に二回もの不意打ちを許すとは」
- 第140話「当日までにカメラを用意せねばならんな」
- 第141話「行きたくないぃ~……!」
- 第142話『殺さないでくださーーーい!!??』
- 第143話「いい武器を持っている」
- 第144話「っ!? 今、何やら悪寒が……?」
- 第145話「襲撃いぃぃぃぃぃいーーーーーー!!」
- 第146話「幽霊とは傲慢な者達の総称なのかもしれん」
- 第147話「五分間も絶交しちゃったよ」
- 第148話「これがカマキリの雄の気持ちか……」
- 第149話「いるところにはいるものだ」
- 第150話「ティータイムにする話じゃないでしょ!」
- 第151話『燃え上がりましたね、ええ』
- 第152話「おモテになるのねえ……?」
- 第153話「ここまで追い詰められたのは初めてだ……」
- 第154話「最近こういうネタ多くない!?」
- 第155話「小道具・童子切安綱である!」
- 第156話「それってどう発音してるの?」
- 第157話「みっちゃん、見ているか?」
- 第158話『介゛入゛し゛ま゛す゛!』
- 第159話「祭りは、もう終わりだ」
- 第160話『この手を離さない』
- 第161話『あったかい……』
- 第162話「幽かなる人間共、その両名に問う――」
- 第163話「その価値を示せ、人間」
- 第164話「”守る”というのは、そういうことだ」
- 第165話「屋上に咲く徒花」
- 第五章 「無双の戦鬼と、襲来の双姫!」
- 第166話「家出をノリで!」
- 第167話「にーじゅ」
- 第168話「鬼の名は。」
- 第169話「兄さんの目覚ましボイスは既に収録済みです」
- 第170話「どういう無双の仕方してるのよあなたは」
- 第171話(でもちゃんと見抜けたのは嬉しかったかも……)
- 第172話「異なる一面もまた愛おしいものだ」
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