ダンジョンを越えてもう一度君に好きだと伝えたい

主人公の有澤柚木は片思いしていた、同級生の須藤さゆみに告白して念願の恋人になることができた。しかし、その幸せな毎日はつかの間の幸せだった。柚木はさゆみとの下校中にダンジョンの生成に巻き込まれ、生成中のダンジョンに落下し、死亡してしまう。のちに「世界大編纂」と呼ばれ、世界で唯一の「神隠し事件」の当事者になってしまった。
死の間際に走馬灯を見ながら死を覚悟した柚木は地球を管理していると言う神と異世界を管理していると言う神の二人に出会い、謝罪とこれからの世界のあり方や大きな問題について説明される。そして神にダンジョンを攻略すれば生き返ることができることを知らされる。
これは、死を覚悟した少年が最愛の彼女にもう一度会うためだけに英雄になる物語である。