良い意味で、すごくショックな作品でした。読んで良かった、と思いました。自分も知りたいと思いました。色々な生を生きる方々を。そして、どんな形であれ、すべての人にどうか希望を。そう強く思わせる作品です。是非多くの方に読んでいただきたい。
出来ないことが出来るようになる喜びは、子供でも、大人でも、歳をとっても、普通の人でも、エキスパートでも、健常人でも、障害を持つ人でも皆一緒のはず。日常の一コマを短い文章で、障害者を持つ家族の心の闇と喜びを飾ることなく伝えています。続編も是非!
障害を持つ娘と、その母のお話。一見無理だと思えることだって、信じれば可能性は開ける。そんな、当たり前のことを再認識させてくれる素晴らしいお話です。ぜひ、ご覧あれ!
障害を持って生まれた我が子の現実に戸惑う母親。支援施設で行われる水泳療育も、無気力にしか取り組めない。そんなとき、まさかと思うような出来事が起こって……約3000文字の短編ですが、無駄のない構成と飾らない心理描写に共感しやすく、とても感動しました。障害とそれに向き合う人の心理など、むずかしいテーマだと思いますが、この作品は、すっと心に入ってきます。ぜひ多くの人に読んでもらいたいです。おすすめです。