喜びはどこにだって芽生えるものです。

障害を持って生まれた我が子の現実に戸惑う母親。
支援施設で行われる水泳療育も、無気力にしか取り組めない。
そんなとき、まさかと思うような出来事が起こって……

約3000文字の短編ですが、無駄のない構成と飾らない心理描写に共感しやすく、とても感動しました。障害とそれに向き合う人の心理など、むずかしいテーマだと思いますが、この作品は、すっと心に入ってきます。

ぜひ多くの人に読んでもらいたいです。おすすめです。

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