嘘ツイート

フーゴ

嘘ツイート

「あなたは今、ス○バにいるんですか?」


「え?なんなの?急に、今家にいるけど」


「でもあなたは今『ス○バで逆ナンされた。』とツイートしようとしてたじゃないですか」


「!?なんでそんなことを知ってんだ!?」


「わかったぞ!お前あれだろ、盗撮でもしてんだろ。警察に通報してやる!」


「ちょ、ちょっと待ってください。」


「私は、あなたのような嘘ツイートをする人に注意を促す善良なサイトです。」


「えーっと警察って110だっけか?」


「あのー嘘ですすいません。」


「本当のことを言うと、私は嘘ツイートを本当に起こしてしまう1種の都市伝説です。」


「さあ、嘘ツイートをしてください。」


「誰がそんなん信じるんだよ」


「さあ、はやく」


「う、わかったよ」


「ギャルのパンティをくれーー」


「それ本気で言ってます?」


「どこかのドラゴン○ールに出てくるウー○ンのような台詞ですね。」


「お前都市伝説のくせに現実世界の漫画とか知ってるんだな。」


「ツイートしたぞ。いいから早くやれよ、出来るんだろ?」


「わかりました」


「お!おお!本当に目の前にパンティが!」


「お前すごいな!もっと凄いお願いもしていいの?」


「はい、なんでもいいですよ」


「じゃあとりあえず金持ちになりたいから」


『100万円拾った。ラッキーw』


「よし、これでいいか?」


「あなたなら、もっとエロい要求をすると思ったのですが、」


「え?なんでちょっと寂しそうなの?」


「なんでもないです。」


「おお!コンビニに行きたくなってきた行くか。」


「お!100万円落ちてる!ラッキー」


俺はルンルンで家に帰った


ドン!


帰る途中知らない男と肩がぶつかった


相手は謝りもせずに歩いていった


「(・д・)チッなんなんだよアイツ」


「あ、そうだ!」


『さっき肩ぶつけておいて謝りもせずに歩いていった男がいたけどその後車に跳ねられて死んだ』


「これでよしっと」


「これ本気ですか?」


「当たり前だろ」


「わかりました」


「うわー本当にはねられた首の骨は折れて手足が変な方向に曲がってる」


「一応救急車呼んどくか」


俺がスマホを手に取った瞬間あいつが話しかけてきた


「あ、そうそう言い忘れてたけど、嘘ツイートを現実にしたらそれまでの不幸が全て降り注ぐから気をつけてね。」


「は?なんなんだよそれそんなの聞いてないぞ!」


「ごめんって言ったじゃーん」


「お前そうやって人を騙し、殺す悪い都市伝説なんだな」


「都市伝説なんて基本悪いやつばかりだよ」


「でもあんたみたいに速攻殺さないだけ優しいと思うよw」


「と言うことでさっきのやつと同じ死に方で許してやるよ」


「は?冗談だよな?」


「なんなんだよこれ体が勝手に動く」


「まさかなんの代償もなしにこんな力が使えると思った?そんなムシのいい話あるわけないでしょ?」


「あんたのような人間に」


「じゃあね」


ドゴン


「あーあ手足は変な方向に曲がってるし首もへし折れてるこりゃ即死だね」


「さーて次は誰のとこに行こうかな♡」









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嘘ツイート フーゴ @fugo1017

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