君が「俺を殺す方法」

色んなバックボーンを持つ人たちが自分の意志か運かはたまた運命かで出逢って干渉しあって生きているんだなぁと感じる作品でした。
特に2人の関係が素敵でした

心の揺らぎ、緊迫する場面もありながら、テンポよくストリーが展開し、結末部分まで集中して一気に読めました。
教師と生徒、親子、同じような境遇、違う境遇、それぞれの立場になった場合、自分ならどうするのか、考えさせてくれました。
自分のこれまでの生き方を振り返ったり、これからどう生きていこうか、見つめるきっかけにもなると思います。
ぜひ、お読みください。お勧めです。

学校が舞台の恋愛モノといえば、教師と生徒の禁断の関係ですよね。

しかしこの作品は、そんな枠にはとらわれない意外な展開に…　
なんと主人公には暗く閉ざされた過去があったのです。

もちろん奇をてらっただけの作品ではありません。伏線も多く、きれいな幕引きとなっています。

読み始めたら止まらない！二人の因縁の行く末とは？
ぜひご一読ください！

誰かをいじめている子どもは、親からの虐待を受けていたりする。というのを聞いたことがあります。いじめられた子はもちろん、いじめている子どもも、助けなくてはいけませんね。加害者もまた被害者であるということを思い出されました。


放送部での話が、オーディオブックにつながったのは素敵でした。