第3話 帰宅。

ラーメンを食べた後、またも自殺を図ろうとした俺だったが、真実に止められ、家まで無理矢理帰されてしまった。

家に帰ると。



「おい、湊、遅ェぞ。」



次の瞬間。俺は父親に殴られた。

ひたすら殴られ続けた。

父は、学校で問題にならないよう、服で隠れるところを殴る。

母親は父の後ろでニコニコ笑っている。

母親は壊れてしまっていた。

始めは俺に暴力を振る父を止めようとしたが、自分まで殴られてしまい、それもやめてしまった。



数十分後。



「おい、飯だ。」



父は俺の分の夕飯を床に投げつけた。



これが俺の家での日常だ。

父親は仕事でのストレスを俺にぶつけて、気持ちがいいのだろう。



死にたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

自殺志願者、恋をする。 まろくれ @MAROKURE

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ